こんな疑問をお持ちのあなたに
- キャンプを始めてみたい
- キャンプに興味があるけど初心者にはハードルが高い気がしている
- キャンプをするためには何から始めていけば良いか知りたい
キャンプ趣味って興味は持ったはいいけどいざ始めるのは何だか難しいような気がしてしまいますよね。
身近に聞ける人がいればいいけど、ちょうどいい人がいない!
自分で調べてみても、キャンプの情報は溢れかえってて何が自分に合うのかわからない!
そんな人に向けて、この記事にはキャンプを始めるなら知っておきたいキャンプ知識を体系的に詰め込みました。
15年以上のキャンプ経験を持ついちサラリーマンキャンパーの筆者が、自分の成功失敗体験をもとに初心者向けに以下の情報をお伝えします。
コレさえ読めば、準備ゼロ・知識ゼロのビギナーが自分流のキャンプスタイルを身に着けるまでの流れが把握できます。
筆者のようにキャンプ趣味を身に着けて人生充実した!なんて人がこの記事きっかけで一人でも増えるように願っています。
ぜひ読んでみてください!
キャンプの魅力を知る|大人がキャンプにハマる理由5選
キャンプ趣味って一体どんなところが魅力なんでしょうか?
子供の頃林間学校でキャンプした気がするけど、あんまりいい思い出が無いかも。。。
なんとなく自然の中で過ごすのは気持ちよさそうだけど、別に人生に必要ないよね?
わかります。実際筆者はボーイスカウトとして子供時代にキャンプを毎月していましたが、部活動や受験を理由にやめてからは必要性を感じず長らくキャンプをして来ませんでした。
ですが社会人になってふとしたきっかけでキャンプを再開してからは正直ドハマりしています。
なぜならキャンプは大人になった今でこそ楽しめる要素が詰まっていることを改めて実感したからです。
ここではそんな筆者目線でキャンプをする大人目線の楽しみ方を紹介します。
自然に癒されて心身がリフレッシュする
自然の中で過ごすことで癒されたような感覚を持つ人は多いと思います。
キャンプを始めることで、そんな癒しの自然に触れる機会をたくさん持てるようになります。
日常的に自然に触れる機会がない社会人にとってはとてもいいきっかけづくりになるでしょう。
ただ外で過ごすだけでもいろんな細かい悩みから解放されます。
難しいことに挑戦する充実感と達成感が味わえる
キャンプを趣味にすることで、普通の日常生活以上の充実感や達成感といったものが味わえるようになります。
なぜなら、日常的な動作であってもキャンプですることはなんでも少し難易度が上がるからです。
たとえば炊飯器さえ持っていればお米を炊くことは楽勝ですが、キャンプ場でお米を炊くのにはちょっとしたコツがいりそうですよね?
何もない自然の中に自分の生活拠点を築いて過ごすのは、食事をするのにも、睡眠をとるのにも、ちょっと刺激的になります。
キャンプが終わった週末はいつもよりクタクタに疲れますが、何かをやり遂げた実感をもってぐっすり寝られます。
オリジナルの空間を作り上げる楽しさが味わえる
キャンプには、自然の中に自分だけの生活環境を整える楽しみがあります。
使うキャンプ用品にこだわれば、いつでもどこでも自分だけの趣味空間を広げられるようになります。
また道具の使い方やキャンプテクニックを磨けば、自然環境を活かしたワイルドな生活空間を作り上げることだってできます。
一度で上手く行かなくても、徐々に徐々に自分の理想のキャンプスタイルが出来上がっていく過程は楽しい!
キャンプ経験を活かして行動の選択肢が増やせる
キャンプに慣れてくると、生活の中でキャンプ経験を活かした新たな選択肢を持てるようになります。
具体的には以下のようなことができるようになるでしょう。
- 自然の絶景スポット目当ての旅行
Before :近くの町で宿に泊まる
After :絶景スポット最寄りのキャンプ場に泊まることで一番乗りできる - 野外フェスに連日参加する
Before :フェス会場から離れた宿に泊まる
After :会場でキャンプすることで目いっぱいフェスを楽しめる - 日の出を見に行く
Before :日の出の時間に合わせて出かける
After :もっと早い時間からキャンプ装備で暖かく過ごしながら日の出を待つ - 長期旅行の宿泊先を考えるとき
Before :ホテルや民宿から選ぶ
After :キャンプ場を宿代わりにすることで旅行の幅が広がる
必ずしもキャンプと絡める必要はありませんが、日々の生活でいつもと違う選択肢が選べるようと人生に刺激と楽しみがプラスされます。
大らかで余裕を持った気持ちで日常を送れるようになる
キャンプをしていると、何をするにも気持ちの余裕が芽生えてきます。
だれしもキャンプを続ければ何かしら失敗を経験するのと、そもそもの生活環境が日常よりも過酷寄りなため、日常生活の些細な失敗やちょっとした悪環境が何でもないことのように思えたりします。
例えば家の中に虫が入り込んだら大事件のように感じられる人でも、キャンプで虫がいるのが当たり前な環境に身を置いた後なら、些細なことのように感じられるかもしれません。
筆者はもともと神経質な部分がありますが、キャンプをすることで大らかな気持ちになってストレス源が減ったように感じます。
キャンプの実際を知る|始める前に知りたいキャンプ事情4選
キャンプを趣味にする前には実際どんな注意点があるのでしょうか?
ここではあらかじめ知っておきたいキャンプの実際のところを以下の4つに分けて紹介します。
- 初心者だけでキャンプはできるのか
- いまさらキャンプを始めるのは遅くないか
- キャンプを趣味にするとお金はどれくらい必要か
- 初心者が守るべきキャンプマナーやルール
初心者だけでキャンプはできるのか
キャンプ未経験で始めるとなると最初は誰か経験者と一緒にキャンプに連れて行ってもらうものというイメージを持つ人がいるかもしれません。
もちろんちょうどよい経験者が身近にいればそれもできるのですが、そうはいかない人も多いですよね。
結論キャンプは初心者だけでも十分成立します。
なぜなら初心者が始めるのに適切な環境がキャンプ界隈でも整いつつあるからです。
キャンプ用品は初心者にも使いやすいものが年々増えていますし、必要ならレンタルでも揃います。
キャンプ場も自然を活かしつつも設備が整った万人向け高規格キャンプ場が増えてきています。
こうした環境の中であればある程度の知識と準備さえあれば、初心者でもキャンプはフルに楽しむことができるでしょう。
初心者ならではの失敗などをまとめた以下の記事も合わせて読んでもらえれば幸いです。
いまさらキャンプを始めるのは遅くないか
コロナ禍での密回避のために盛り上がったアウトドア趣味がwithコロナ時代となって落ち着いてきた今、キャンプブームも2023年で終わりを迎えたと言われています。
こんな時期にキャンプを始めるのは時代遅れじゃないか?というような声もありそうですが、筆者は今こそはじめどきだと考えます。
なぜならこれからキャンプ道具はより集めやすく、キャンプ場の予約もより取りやすくなっていくからです。
2023年までのキャンプブームの流れに乗って各キャンプ用品メーカーは次々とキャンプ用品を市場投入してきました。そこでブームが冷め、少しずつキャンプ人口が減ってくることでキャンプ用品の中古品が出回りやすくなっているんです。
またキャンプ場もブーム中は人気キャンプ場は予約が殺到するため行きたくても諦めざるを得ないことがありましたが、予約が落ち着いてきた今では時期を選べば土日の直前予約も受け入れてもらえる場所も出てきています。
コロナ禍の制約にあってもできるだけ密を避けながらたくさんのキャンパーを受け入れる工夫をしてきたことで、手続きなど人との接触を最低限にしつつ使い勝手がより良くなったキャンプ場もあります。
このようにコロナ禍+キャンプブームがキャンプ界隈にもたらした恩恵を得つつ、ブームの下火によって人ごみも避けられるという美味しいところどりができるのが今キャンプを始めるメリットといえるでしょう。
キャンプを趣味にするとお金はどれくらい必要か
キャンプを趣味にする場合の必要資金は人それぞれですが、日本人の平均的な趣味代もしくはそれ以下で収めることは可能です。
総務省統計局の2019年全国家計構造調査によれば、20~30代の平均支出のうち趣味娯楽にかけるお金は月額平均2.3万円、年間では27.6万円ほどになります。
対してキャンプといえば、キャンプ道具を揃える初期費用に約8万円(参考:auコマース&ライフ株式会社の「キャンプ実施者意識調査」)、オートキャンプ1泊あたりにかかる費用が約2万円(参考:オートキャンプ白書2023)となり、初期費用と合わせても年9回ほどキャンプに行く場合は平均の教養娯楽費27.6万円と肩を並べることになります。
実際に筆者の場合は、夏のソロキャンプ用装備に12万円ほどの初期費用、冬のソロキャンプ用にもうプラス9万円して計21万円ほどかけています。
筆者は経験年数がそれなりにあるため、キャンプの快適性にこだわって手厚く装備を揃えてきた自覚はありますので、初期投資平均8万円というのは道具の選び方次第で十分現実的な数字であると感じます。
また毎回のキャンプ費用についても、
- キャンプ場代5000円
- 食費3000円
- 交通費5000円
と一泊当たり合計1.3万円ほどあれば十分リッチなキャンプができるという実感があります。
もちろん世の中には筆者以上にお金をかけずにキャンプを楽しんでいるキャンパーさんもたくさんいらっしゃいます。
趣味の世界なのでこだわり出せばかかるお金に際限はないですが、お金をかけすぎずにキャンプを楽しむことは十分可能です。
とはいえ実際に自分がお金をかけすぎないかなという不安もあるかと思います。
そんな読者向けに、キャンプにかかるお金についてより詳しく解説した以下の記事がありますので、合わせて読んでいただければ嬉しいです。
初心者が守るべきキャンプマナーやルール
キャンプを続けていると、必ずキャンプマナーやルールに触れる機会が出てきます。
ここでは細かいルールについての言及は避け、キャンプマナーやルールとの付き合い方について説明します。
そうしたルールやマナーは初心者のうちは馴染みがなく、そのつもりがなくても知らず知らずのうちに破ってしまうこともあるかもしれません。
ですが、結論として一般的なキャンプマナーやルールは初心者として無理に覚える必要はありません。
その代わりに、はじめは無人のキャンプ場ではなく人に管理されたキャンプ場を選び、そのキャンプ場のルールを最低限把握して守ることを心がけましょう。
というのも、一般的なキャンプマナーやルールには少なからず地域や人によって考え方が異なるところがあるためです。
適切に管理されたキャンプ場であれば、キャンパーがお互い気持ちよく安全に過ごすためのルールが定められており、キャンプ場の過ごし方も不明点があればスタッフに確認できます。
具体的には以下のポイントに関しては何かしらのルールがあるでしょう。
- 夜間の過ごし方
例)消灯時間xx時以降はサイレントタイム - ゴミの処理方法
例)ゴミはキャンパーで持ち帰りor キャンプ場で分別廃棄 - 騒音に関する決まり
例)ラジオやスピーカーなど音の出る機器の使用制限など - キャンパー同士の距離間
例)フリーサイトにてテント間の距離をxxm空けるなど - 火の扱い方
例)焚き火台を使えば焚き火可能、地面で焚き火可能、ガス火器以外一切禁止 など
こうしたキャンプ場のルールを踏まえつつ、あとは日常生活と同じように周囲への配慮ができていれば、あとは難しく考えすぎず胸を張ってキャンプを楽しめばよいと思います!
キャンプを計画する|これだけは決めておきたい3つのこと
キャンプを120%楽しむためにはあらかじめ計画を立てておくことが重要です。
具体的には以下の3点を決めておけるとよいでしょう。
- キャンプをする目的や目標
- キャンプで何をしたいのか
- いつどこにだれとどうやっていくのか
順番に解説します。
目的・目標を決める
目的・目標と聞くと急に堅苦しく思えてくるかもしれませんが、
平たく言えば自分のやりたいキャンプのイメージをしっかり持っておきましょうということです。
なぜならやりたいキャンプのイメージは、キャンプ道具の集め方やキャンプのスタイル、キャンプ場の選び方などこの後のステップにも大きく関係してくるからです。
もちろん最初はただキャンプを楽しみたいといった漠然としたイメージでもよいですが、イメージが明確なほどよりキャンプをするのが楽しくなりますよ。
筆者の例でいうと、社会人になってキャンプを数年続けた後、とあるYouTube動画をきっかけに友ヶ島という無人島でのキャンプにあこがれるようになりました。
友ヶ島のキャンプ地は船と徒歩でたどり着かなくてはいけないため、どうやったらキャンプできるかな…と装備の試行錯誤をしながら近場のキャンプ場でイメトレを重ねたのが思い出深いです。
こんな感じで、キャンプをする目的や目標を密かにでもいいので自分の中に持っておくと、キャンプの上達も早くなるし、充実感もマシマシになるしといいことづくめです。
簡単でもいいのでぜひどんなキャンプをしてみたいのか一考をおすすめします!
何をしたいのかを決める
キャンプではプログラムとして何をするのかを決めておくことが非常に重要です。
キャンプにいったらどんなことをしたいのか、やりたいことリストを作ってみることをおすすめします。
自然の中で生活すること全般がキャンプだとすると、キャンプ中には基本なんだってできます。
逆を言えば、やることが特に決まっていない場合には時間を持て余してしまうかもしれません。
初心者のうちであれば、以下のようにシンプルにキャンプならではのことを試すのもおすすめです。
- 自分で建てたテントに泊まる
- 料理をつくる
- 焚き火をする
- 焚き火で料理してみる
- 寝袋で寝る
筆者の一例ですが、以下のようなことをキャンプでやってみるのも楽しいですよ!
- 景色の良い湖畔に泊まる
- 富士山の目の前に泊まる
- タコスを作って酒を飲む
- すき焼きを作って酒を飲む
- 好きなだけ焚き火をする
- 同行者とモルックで対戦する
- 同行者とボードゲームで対戦する
日常生活ではあっさりできることでも、キャンプでするだけで特別感がでますよ。
毎回のキャンプで何かしらやりたいことをひとつテーマにすれば、キャンプ熱を維持しながらどんどんキャンプの幅が広がっていきます!
とはいえ未経験のうちからキャンプでやることのイメージなんかできない…というひとには以下の記事を合わせて読むことをおすすめします!
いつどこにだれとどうやっていくのかを決める
キャンプでやることのイメージが固まってきたら、あとは具体的な計画を立てましょう。
決めるべきは以下です。
いつ:いつどれくらいの期間キャンプに行くか
キャンプをする季節や時期とともに、1泊、2泊などといった期間をイメージしましょう。
初心者であれば、何かと防寒の準備が必要になる冬は極力避けて、春・夏・秋の3シーズン中でデビューするのがおすすめです。
期間については自分の予定と合わせて決めればよいですが、初回であれば1泊がおすすめです。
一度1泊キャンプに成功したのであれば、以降は2泊以上にしてもほぼ問題ないでしょう。
どこへ:どのキャンプ場へ行くか
どのキャンプ場に行くかは何をしたいのかとかかわってきます。
キャンプ場のホームページやまとめ情報サイトを使ったり、SNSから情報を入手したりして決めていきましょう。
誰と:同行者は誰か
同行者ナシでソロキャンプをするのか、家族、夫婦や恋人、友達同士でいくのかなどイメージしましょう。
同行者は今後集めていくキャンプ用品の選び方に影響していきます。
もし、誰かと行くかもしれないけど具体的に決まっていない!という場合には、基本ソロという意識をもつことをおすすめします。
複数人でやるキャンプスタイルに合わせてキャンプ用品を揃えてしまった後、いざ1人でキャンプするには持て余してしまいます。
キャンプ用品が揃っていないうちは、同行者がいるときだけレンタルで大きなテントや人数分の椅子や寝袋を借りる などといった工夫をすることで必要最小限の出費で済ませることが可能です。
どうやって:キャンプ場にたどり着く手段は何か
キャンプする際に自分が使う移動手段についてイメージしておきましょう。
一般的にキャンプ場は自然深いところにあることが多いため、何かしらの移動手段を使う人が多いです。
具体的には以下いずれかになると思います。
- 自家用車orレンタカー
同行者がいたり、荷物が多かったりという場合には自然とこの移動手段になります。
車中泊をしたり、突然の雨で逃げ込めたりとキャンプ中での活躍シーンも多くおすすめです。 - バイクor自転車
ソロ向けですが、ソロ同士で連れだってツーリングしながらの合同キャンプなど必ずしもおひとり様向けというわけではありません。
バイク屋自転車は積める荷物に制限がありますが、それはそれでコンパクトな装備選びと創意工夫に満ちた楽しみにもなります。 - 徒歩+公共交通機関
バイクや自転車同様に持てる荷物に制限が多く、自分の足で移動することによる不便も多くありますが、その分自由度は最高です。
登山者用のキャンプ場や、定期船でしかいけない離れ島など、徒歩装備でないといけないキャンプ場というのは日本に存在しています。
キャンプの最小構成である徒歩キャンプができれば、公共交通機関でつながっている限りはキャンプ場を選ばずつかえるようになります。
ちなみに筆者は自家用車をメインに、たまーに徒歩キャンプを選択します。
自分の移動手段や移動所要時間、周辺施設などを抑えながら計画的に最適なキャンプ場を選ぶ方法についてはこちらの記事で解説しています。ぜひ読んでみてください。
キャンプをおためしする|準備ナシでキャンプを試す3つの方法
キャンプが自分に合うかどうか不安がある人は、お試しレベルでキャンプを楽しんでみるといいでしょう。
ここでは次の3つ手段について紹介します。
- デイキャンプをする
- バンガロー・コテージを利用する
- ネット予約で手ぶらキャンプを手配する
順番に確認していきましょう。
デイキャンプをする
デイキャンプとは泊まらない日帰りキャンプのことを言います。
デイキャンプは使うキャンプ道具が少なく準備も簡単なため、ピクニックがてら気軽に楽しむことができます。
日帰りのため寝袋やランタンなどを準備する必要がなく、日中にやりたいことだけをやって帰ることができるため、キャンプの練習にも最適なんです。
デイキャンプは各地のキャンプ場でできるほか、一部市街地の公園がデイキャンプ専用の広場を持っていることがあります。
近場にデイキャンプ可能な場所があると、ちょっとした練習をしにいくのにピッタリです。
お住いの地名+デイキャンプ場などで検索して行きつけのデイキャンプ場を見つけてみることをおすすめします。
筆者も初めて使うテントは本番前に必ずデイキャンプ場で試し張りしています
バンガロー・コテージを利用する
キャンプ場によっては、バンガローやコテージを備えています。
バンガロー=就寝スペースがあるだけのシンプルな山小屋
コテージ=生活に必要な設備がある程度整った貸別荘
初めてのテント泊に抵抗がある人、面倒だったり難しそうだったりに感じる人はバンガロー・コテージ利用でキャンプデビューがおすすめです。
ネット予約のキャンプ用品レンタルでてぶらキャンプをする
キャンプを試そうにもキャンプ道具を全く持っていないという場合には、キャンプ用品のレンタルサービスがおすすめです。
買うと高価なキャンプ用品であっても、レンタルであれば購入の数分の1の価格でお得に試すことができますよ。またキャンプ場に直接レンタルしたものを届けてくれるサービスを選べば、手ぶらでキャンプに行くことだって可能です。
例えばキャンプ用品レンタルサービス大手のhinataレンタルでは、初心者向けのキャンプ用品フルセットが1泊約12,000円で借りられ、全国に7,000ヵ所以上ある提携キャンプ場を指定すればキャンプ場への配送やその後の回収も全部手配してくれます。
ネット予約のキャンプ用品レンタルを使いこなせば、キャンプ用品の無駄なお買い物を防いで最低限の出費で色んなキャンプスタイルを試すことができます。
ネット予約のキャンプ用品レンタルについて、より詳しいことはこちらの記事にまとめていますので合わせて読んでもらえるとうれしいです!
キャンプ道具を揃える|キャンプに行くために揃えるもの7選
キャンプ道具には数多くの種類がありますが、1泊のキャンプをするために最初に揃えるものは意外と多くありません。
ほとんどの場合に必要になるものに絞って紹介しますので自分に何が必要になるかを確認してみましょう。
テント
テントは泊まりキャンプで必需品となります。
形状や大きさによって使い勝手が大きく変わるため、自分の使用条件に合ったものを買いましょう。
大は小を兼ねるといいますが、1人で使うのであれば2人用、2人で使うのであれば3人用とテントに関してはやや大きめのものを選ぶくらいがちょうどよいかもしれません。
タープ・シェルター
タープは支柱を使って建てる天井で、シェルターは天井に加えて壁もある構造になっています。
タープもシェルターも家でいうリビングスペースを作るために活躍します。
雨天や日中の日差しを防ぎたければタープ、さらに風が冷たい時期であればシェルターを選ぶことで、キャンプ中のくつろぎ時間が快適になることでしょう。
またタープやシェルターはテントと隣接もしくは合体させて建てることで真価を発揮します。
選ぶ際にはテントとの組み合わせについても気にしてみるとよいでしょう。
ペグ+ペグハンマー
ペグはテントやタープを地面に固定するために必要な杭のことで、自立式のテントを除けば基本的に必須であるほか、強風時の固定にも活躍します。
ペグは地面に打ち付けて使うため、頭をたたくためのハンマーも必要となります。
ペグもペグハンマーもテントやタープに最初から付属していることもありますが、付属のものは固い地面に負けて打ち込めないこともありますので、信頼性をたかめるために鉄製の鍛造ペグと丈夫な金属ハンマーを準備しておきたいです。
寝具
テント内で暖かく眠るために寝具を準備しましょう。
寝具は寝袋だけでなく、必ず寝袋下に敷くマットレスもセットで準備するようにしてください。
キャンプ場の地面はゴツゴツしているだけでなく人の体温を奪うため、マットレスによって冷気をシャットダウンすることが暖かく眠るためのコツになります。
照明
日が暮れてきたら自前の照明が必要になります。
初めて買うのであれば、ハンディタイプの懐中電灯をメインに使うことは避けたほうが無難です。
キャンプ中は何かと手を使いますので、はじめの1台には設置して使えるランタン型LEDか、身に着けて使うヘッドライトがおすすめです。
椅子
キャンプ中に地べたに座りたくない場合にはキャンプ用の折り畳み椅子を準備しましょう。
キャンプ場でくつろいでいる時間のほとんどは椅子に座っていますので、キャンプの快適さと椅子の性能は直結します。
腰や背中が痛みがちな人は座面高めのハイチェアが良いですが、そうでなければラインナップが豊富でどんなスタイルにも合いやすいローチェアから選ぶとよいでしょう。
購入の際は実物に座ってみて座り心地に納得してから買うことをおすすめします!
テーブル
テーブルは椅子の高さとあったものを第一条件に、大きすぎず小さすぎないものを選ぶとよいです。
天板が木製なのか、アルミなのか、アイアン系なのかといった素材の違いで雰囲気も大きく変わります。
使い勝手最優先で考えると、熱や傷に強い金属系の天板が気兼ねなくかつ長期にわたって使えておすすめです。
ここで解説した内容以上にキャンプのために揃えるものについて知りたい場合には、キャンプ揃えるものを読んでみることをおすすめします。
キャンプに行く|キャンプ当日を最大限楽しむ3つの心構え
いざキャンプ当日になったら、これまで準備してきたものを使ってあとは楽しむだけです。
当日を充実させるにあたって、意識しておくといいポイントについて解説します。
- キャンプでは何かしら足りないくらいが丁度良い
- キャンプでは常に時間に余裕をもって行動する
- キャンプにちょっとしたチャレンジ意識を持つ
キャンプでは何かしら足りないくらいが丁度良い
キャンプ中に何かしら忘れ物に気づくことがあるかもしれません。
そんな時も、その忘れた物なしでどうやったらやりたいことが実現できるか考えてみてください。
キャンプには色々なものが必要ですが、世の中には道具に頼らずその身一つで自然の中で過ごすキャンパーも実在します。
必要なものがない場合にも、何か必ず代替案があるはずですし、案外なんとかなるものです。
色々と模索しながら創意工夫を凝らす時間は無駄に思えるかもしれませんが、いざやってみるときっといい思い出になります。
キャンプでは常に時間に余裕をもって行動する
キャンプに慣れないうちは特にですが、何をするにも時間に余裕を見ておきましょう。
初めてのキャンプ場チェックインや、テント設営やキャンプ飯の準備、焚き火や翌日の片付けなど、キャンプで初めて経験するであろうことはなんでも時間がかかりがちです。
時間が押して焦ってしまうと、その後の行動でも何かと失敗しやすくなってしまいます。
やりたいことを詰め込みすぎて何もできなかったキャンプで終わるよりも、初めてやることを着実に実現して身に着けるという経験を重ねたほうが満足度も高まります。
ぜひ、キャンプ当日は家を出る時間を少し早めて時間に余裕を持ってみてください。
キャンプにちょっとしたチャレンジ意識を持つ
キャンプ中は単純にレジャーとして楽しむだけでなく、何かしらの技術を意識してチャレンジをしてみてください。
といっても難しいことである必要はなく、自分の経験のない選択肢が選べそうだったらそちらを選んでみる程度でもokです。
キャンプのチャレンジを重ねてキャンプの技術がレベルアップすると、キャンプそのものをより楽しむ余裕も身に付き、チャレンジそのものがやりがいになってきます。
具体例を言えば、テントを建てる地形を、原っぱ、林間、湖畔などと少しずつ変えてみたり、着火剤を使わずに薪だけで火起こしをしてみたりと、ちょっとしたマイナーチェンジするだけでもかなり刺激的です。
キャンプはもともとあえて不便な環境に行く遊びなので、何かしらのチャレンジ要素を付け加えるのはものすごく相性が良いですよ!
キャンプに慣れてきたら|キャンプをより楽しむ方法3選
キャンプに慣れてきたら、よりキャンプを深く楽しむための工夫を実践してみましょう。
筆者おすすめなのは次の3つの方法です。
- キャンプの記録を残す
- キャンプの改善点を見つけて対策する
- 新しい目標や目的を設定する
キャンプの記録を残す
キャンプに行った際はスマホやカメラを使ってキャンプの記録を残してみてください。
記録を見返してキャンプ中の事を思い返せば、また次のキャンプの計画の原動力になります。
記録は文章でも写真でも動画でもどんな形でも良く、後から自分が見返すであろう形がベストです。
例えば筆者はキャンプ中に撮った動画をまとめて家族や同行者とシェアすることで記録にしています。
写真や動画記録に興味がある人は、goopassやシェアカメといったカメラレンタルサービスを使うことで、買ったら高い一眼カメラやGOPROなどを気楽に使うことができます。
そのほかにはSNS投稿も手軽でおすすめです。instagramやX、Facebookなど使い慣れたSNSも良いですが、キャンプやアウトドア趣味専用のSNSアプリを使うのも新しい世界が開けて良いかもしれませんよ!
キャンプ趣味向けのSNSには、ソトシルやcampiiがおすすめです。
ソトシル - アウトドアが楽しくなる情報アプリ
Spacekey Inc.無料posted withアプリーチ
CAMPiii(キャンピー) - キャンプ専用SNS -
ampersandworks, Inc.無料posted withアプリーチ
記録を残すことはキャンプ趣味の楽しさを倍増させてくれます。
キャンプの改善点を見つけて対策する
キャンプをしていて失敗したことや不便を感じたことはどうしたら解決できるのかを積極的に考えてみて下さい。
要改善点を見る目を養うことでキャンプの上達が早まるだけでなく、改善に繋げれば自分のキャンプがどんどんレベルアップしていきます。
改善方法には次のような手段があるでしょう。
- 新しいキャンプ道具を導入する
- キャンプサイトの作り方を変えてみる
- キャンプに必要なスキルを身に付ける
キャンプ中に不満を感じた時は、キャンパーとしてのレベルアップのチャンス!
新しい目標や目的を設定する
自分がキャンプする思い描いた目標や目的に到達できたら、是非次の目標や目的を設定してみてください。
キャンプに慣れてきたなら、以前はできなかった色んなことができるようになっているはずです。
例えばキャンプをしながら釣りをしてみたり、キャンプ地を転々としながら観光をしてみたりと、キャンプを手段にした新しい何かに挑戦できるかもしれません。
新しい目標や目的を設定し、自分なりのキャンプで人生を豊かにしていきましょう!
まとめ
当記事では以下内容について解説しました。
本記事の内容をおさらい
キャンプ知識ゼロからどうやってキャンプ趣味を身に着けるかをイメージして行動することで、キャンプが人生を充実させる最高の趣味にはや変わりすることでしょう!
ぜひこの記事を読みながら、ステップごとにキャンプ準備を進めてみてください!
完全初心者からのキャンプの始め方についてもっと詳しく知りたい人へ
本記事内でも紹介した以下の記事がおすすめです。
ぜひ読んでみてください!
以上お付き合いいただきありがとうございました。