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【メイン?サブ?】キャンプにランタンはいくつ必要か?|コスパ重視の最適解を紹介

こんな疑問をお持ちのあなたに

  • キャンプで必要なランタンの数が知りたい
  • ランタンはメインとサブで何が違うの?
  • ファミリーキャンプやソロキャンプでのランタン数の最適解を知りたい

これらの疑問に応えます。

キャンプの夜に明かりが必要なことは分かるけど、いざランタンをいくつ準備すればいいかは迷いますよね。

本記事では、筆者がこれまでの15年以上のキャンプ経験を踏まえて一番コスパがいいと思っているランタンの使い方について紹介します。

この記事でわかること

  • 適切なランタン数とその配置方法
  • ランタン選びのポイントとおすすめ商品
  • ランタン使用時の安全上の注意点

ランタンの最適な数と配置を抑えておけば、必要十分な装備でコスパよくキャンプを楽しむことができます。

ぜひ読んでみてください。

キャンプ用ランタンは、具体的にいくつ必要?

筆者の経験上、キャンプ用ランタンは「キャンプの参加人数+1」が最も丁度良いと考えます。

ソロキャンなら2個、デュオキャンなら3個、3人以上なら4個ということになります。
(もちろんそれより多い分にはより快適になります)

その理由は、キャンプに必要な照明には各自の手元を明るくする用途と、キャンプサイト全体を照らす用途でそれぞれあると都合が良いからです。

例えばキャンプの夜は、料理や焚き火など、各自の手元で何かしら作業をして過ごすことになります。

手元が暗い中で作業するのは何かと危険だし、ストレスなく作業するためにもそれなりの明るさが必要になります。

また水場やトイレなど自分の拠点から離れた場所で別行動する際にも、人の数だけ明かりがあれば困ることはありません。

また自分のキャンプサイト内においても

  • 就寝前のテント室内
  • 食事やくつろぎのためのリビングスペース
  • 焚き火スペースや荷物置き場などその他特定の場所

といった各自が微妙に異なる場所で活動することになります。

そのため

  • サイト内を動き回るのに困らない程度に全体を照らす明かりと
  • 各自が行動するのに困らない程度の明かりが

あるとよいでしょう。

まとめると、「キャンプの参加人数+1」のランタンを使い、使い分けとして人数分の手元を照らすランタンと、全体を照らすランタンがひとつあれば、キャンプの夜も不都合なく過ごせます。

ソロ、デュオ、ファミリーと、キャンプのスタイルに合わせて必要なランタンの数や配置が異なるので
ついつい自分の場合はどうなんだろうと分からなくなる場合があるかもしれませんが、
このように明かりの用途を整理して覚えておけば、必要十分なランタンの数がすぐ判断できるようになります。

キャンプ用照明選びのポイント3選

キャンプに必要なランタンの数が分かったら、

次に気になるのはどんなランタンを選ぶべきかという事だと思います。

もっと言うと、ランタンという名前に限らずどんな種類の照明器具があるかも抑えておいた方がよいでしょう。

抑えるべきは以下3つのポイントです

キャンプ用照明を選ぶ際にポイントとなる点を抑えて、適切に選択する判断基準としてください。

メインランタンとサブランタンの違い

キャンプ用照明にはメインとサブの概念があることを知っておくとよいでしょう。

メインランタン=キャンプサイト全体を明るく照らすための照明

サブランタン=補助的に狭い範囲を照らすための照明

この区別をしてランタンを使うことで、キャンプ中に暗くて不便な思いをすることを防げます。

加えてランタンを購入する際にも、メイン向きのランタンや、サブ向きのランタンといった適材適所の選び方ができるようになるんです。

メインサブという呼び名がつくとメインランタンは必須なもののように感じられるかもしれませんが、
実際にはサブランタンに分類されるものだけでもキャンプすることはできます。

あくまで基本的な照明配置の考え方として、メイン・サブの概念を覚えておき

いくつかのライトを使ってまんべんなく照らすことができれば良いんだ

という程度で覚えても大丈夫です。

キャンプ用照明のタイプ別解説とおすすめ度

ランタンはその形状によって照らす範囲や使用感が大きく変わってきます。

ランタン形状タイプ

メイン・サブどちらにもおすすめ

おすすめ度

オーソドックスなランタン形状タイプはとにかく気軽さ重視です。

  • 吊り下げる
  • 地べたに置く
  • テーブル上に置く

と使い方のバリエーションが多いので、臨機応変に使えます。

ただし使う際に意識しておきたいのが、ランタンの足元は照らせないという事実。
ランタンの設置方法によっては暗い場所が出来てしまうことを覚えておきましょう。

吊り下げタイプ

メイン・サブどちらにもおすすめ

おすすめ度

吊り下げタイプは高い場所に吊り下げることで真価を発揮します。

照明の真下を中心に広範囲を照らすため、家庭用の天井照明と同じ使用感で使えます。

光が上から下に向いていることで、光源を直視してまぶしい思いをすることなく使っていてストレスフリーなのもグッドポイント。

ただし設置上の留意事項として、必ずぶら下げる先をセットで準備する必要があります。

タープの支柱や、ランタンハンガー、三脚などのぶら下げる先を自由に準備できるようにすれば、無類の使いやすさを誇ります。

前方照射タイプ

メイン・サブどちらにもおすすめ

おすすめ度

設置場所から照明が向いた方向に向かって光を投射するタイプです。

光量も十分なものが多く、狙った場所を直観的に明るくできるので使いやすい。

注意事項は、設置方法によって光が横方向になってしまうと人の顔を照らす事になり、

明るくてもなんとなく眩しくて不快という事態になりかねないという点。

下や真横から照らすよりも、ちょっと高めの位置から斜め下を照らすような使い方がオススメです。

懐中電灯タイプ

サブ向き

おすすめ度

人の手に持ってつかうタイプの懐中電灯は、実はキャンプ中ずっと使うにはかなり不便です。

キャンプ中は何かと手を動かして活動することになるため、
片手をふさぐことになる懐中電灯タイプは用途的に実は適していないんです。

キャンプサイトから離れて暗い道を歩いてトイレに行く際など、補助的に使うものと割り切った方がキャンプは快適になります。

ウェアラブルタイプ

サブ向き

おすすめ度

頭に着けたり、胸元に着けたりするウェアラブルタイプの照明は、キャンプとの相性がかなり良いです。

常に自分の前方を照らしてくれるので、最悪でもウェアラブルタイプのライトがひとつあれば夜も十分活動できます。

筆者はボーイスカウト時代にも1人1個ずつヘッドライトを持ってキャンプしていました。

仮にキャンプ用の照明が一つしかつかえないなら、ヘッドライトを選ぶのがおすすめです。

ただし身に着けた感覚が気になってリラックス出来なかったり、身に着けているビジュアルが気になったりと人によってはマイナスな使用感があるため、万人におすすめはしにくい面もあります。

ストリングタイプ

サブ向き

おすすめ度

変わり種として、ロープ状に連なったLEDを使うこともおすすめできます。

見た目が華やかという装飾的なメリット以外にも、
これ一つでたくさんの光源を作ることができるため、広範囲を照らしながら影ができにくいというメリットがあります。

ロープ状で軽いため設置する場所は変幻自在で、タープ下などに渡して置けば活動範囲をかなり明るくできます。

見た目がちょっとにぎやかになるので、
目指すキャンプスタイルをシックにしたい場合は敬遠すべきかもしれません。

キャンプ用の照明の動力源と初心者おすすめ度

ランタンをいざ選ぼうとすると、明かりの元になる動力源に種類が色々あることが分かって迷うかもしれません。

各ランタンの特徴と、初心者おすすめ度に応じて解説します。

LEDランタン(乾電池 or 充電タイプ) 

メイン・サブにおすすめ

初心者おすすめ度 

LEDタイプは、乾電池やバッテリーなどの電気エネルギーを元に光るタイプです。

正直言って、キャンプ用の照明はとりあえずLEDタイプを買っておけば間違いはないです。

メリット

  • 燃料を使わないので火災の心配がない
  • 乾電池式はコンビニをはじめどこでも気軽に電池を買い足せる
  • 充電式は充電すれば何度でも使えて乾電池を買う手間を省ける
  • 光量も十分で、ある程度調整できるものがほとんど

デメリット

  • 燃料式ランタンの古き良き暖かい雰囲気にはどうしても劣る

充電式キャンプギア選びについて

充電式のキャンプ機器を買う場合には、なるべく専用充電器で充電するものではなく、
USBタイプなどなるべく汎用の充電器で使えるものを選ぶのがおすすめ。

USB充電可能なタイプであれば、モバイルバッテリーやポータブル電源などで充電ができるので、
万が一充電し忘れてもキャンプ中に十分充電する手段もあるからです。

もしUSBのタイプが選べるようなら、TypeAよりもTypeCのもので揃えるとよいでしょう。

USB機器はTypeCへの移項が進んでいるため、モバイルバッテリやポータブル電源もTypeC対応に移項していくからです。
(Iphoneも最新機種いまやTypeC充電になりましたよね。)

あらかじめTypeCで揃えておけば、モバイルバッテリなどの周辺機器の買い替え時などにあえて古いタイプを買わなければならないといった心配がなくなります。

ガソリンランタン

メインにおすすめ

初心者おすすめ度 

ガソリンランタンはホワイトガソリンといわれる専用の燃料を使うランタンです。

明るさでいえばランタンの中でもトップクラスに明るくなり、
ガソリンランタンであれば無条件でメインランタンとして通用するレベルです。

使用前にはポンピングというタンク内の圧力を高める準備動作が必要で、
燃焼を安定させるまでにコツがいるという点で初心者にはちょっとオススメしづらいタイプです。

ボーイスカウト時代よく使いましたが、
子供にはポンピングは難しくて、明かりをつけるのに苦労した印象があります。

メリット

  • 明るさは文句なしにトップクラス

デメリット

  • 操作や手入れに慣れが必要
  • 専用の燃料が必要

ガスランタン

メイン・サブにおすすめ

初心者おすすめ度 

ガスランタンはガスカートリッジを使うタイプのランタンです。

ガソリンランタンに比べて準備動作が少なく、ガスカートリッジに取り付けたらすぐに点火できます。

ガスカートリッジはランタン以外にもガスコンロなどと同じものが使えるため、
燃料を共通化して使いまわせて無駄をなくせるという点も魅力。

ただしガスカートリッジは極寒の環境ではガスがうまく供給できなくて点火できないこともあるので、
使う環境の温度やカートリッジ側の対応温度などを気にする必要がある。

メリット

  • 十分な明るさ
  • ガスカートリッジを取り付けて点火するだけの簡単な操作性
  • ガスカートリッジを他の機器と共用できると無駄がない

デメリット

  • ガスカートリッジ代がやや高価
  • ガスは寒すぎる環境ではうまく使えないことがある

オイルランタン

サブにおすすめ

初心者おすすめ度 

オイルランタンは燃料にパラフィンオイルや白灯油と呼ばれる燃料を使うタイプの照明です。

最大の特徴は、ゆらゆらと揺らめくロウソクの炎のような燃え方です。

白色電球のようにまんべんなく光を発するガソリンランタンやガスランタンの炎とは明らかに異質です。

ロウソクの炎に近いので、当然光量は少なく正直実用性は低いです。

でもその分雰囲気は抜群で、オイルランタンの炎を眺めるだけでも癒されるほど。

実用性も皆無ではなく、ぼんやりとした明かりでも夜を過ごすことはできます。

ただしオイルランタン一台ではいざというときに心もとないため、より明るい照明手段をセットで持っておくことをおすすめします。

メリット

  • 炎の雰囲気は抜群で唯一無二

デメリット

  • 他のタイプと比べると光量がないので実用性は低い
  • 他の照明との併用が必要

キャンプ用ランタンの最適な配置方法

キャンプ用のランタンの適切な数量や選び方を知ったら、あとはランタンの配置方法を抑えておきましょう。

使っていて不便がなければあまりこだわりすぎることもありませんが、照明の配置を工夫することでより快適なキャンプ空間をつくる事ができます。

順番に見ていきましょう。

キャンプサイトを効率的に照らすランタンの配置場所とは

効果的なランタン配置のコツは、光が均等に分配されるように心がけることです。

これは、キャンプ場全体に快適な照明を提供し、暗闇での移動を安全にするため重要です。

メインランタン

メインランタンは最も光量があって周囲を広く照らすものを選びます。

設置場所は、メインの居住空間からやや離れた場所に設置するのが良いでしょう。

やや離れた場所から照らすことで、以下のメリットが得られます。

  • 光が拡散してまんべんなくサイト全体を照らすことができる。
  • 光に集まる虫がメインランタンに集まりやすくなるため、居住空間から虫を切り離せる。

虫が嫌いな方はぜひメインランタンの置き方を工夫してみてください。

サブランタン

サブランタンは活動内容に応じて臨機応変に位置を変えましょう。

食事中であればテーブルの上を照らすように、
焚き火や料理の作業中であれば手元を照らすように設置するのがコツです。

位置を工夫できるのであれば、メインランタンが照らしている方向とは別の方向から照らしてみましょう。

影になる場所を減らして、キャンプサイト内をまんべんなく照らすことができます。

照明は上から下に照らすのが快適さのコツ

照明類は、なるべく視線の高さよりも上に置くことがあたりを快適に照らすためのコツになります。

なぜなら、人間が違和感や不快さを感じずに活動するには上からの照明が適しているからです。

普段の生活で使う明かりを思い浮かべてもらえばわかりやすいですが、
間接照明や雰囲気づくりの照明を除けばほとんどは上から照らすようになっているかと思います。

実体験を思い浮かべても、下や横から自分の顔めがけて照らされる光の中で過ごすのはなんとなくストレスを感じますよね?

というわけで、なるべく人の視線よりも高い位置に照明を置くとキャンプも快適になります。

とはいえ、キャンプサイトで自分の視線より高い位置にランタンを置けるような場所がないこともあるあるだと思います。

そんな場合には、ぜひランタンハンガーを活用することをおすすめします。

ランタンハンガーには色々なタイプがありますが、
筆者がおすすめするのは地面に直接打ち込むタイプと、テントやタープのポール(支柱)部分に取り付けるアタッチメントタイプです。

それぞれ紹介しておきますね。

地面に直接打ち込むランタンハンガー

スノーピーク パイルドライバー

パイルドライバーは足部分が杭のように尖っていて、地面に直接打ち込むことで自立するなんでもハンガーです。

ねじを緩めることで高さ調節が効き、地面に打ち込んだ部分を除いて最大2m程度の高さに。

耐荷重は2kgで、LEDタイプのランタンであれば大抵のものはぶら下がります。

パイルドライバーの自重を使って打ち込めるため、他に道具が要らないのもグッド。

テーブルの真横に設置すればランタンでテーブル上を占有せずにテーブルを照らせるし、
サイトから少し離した場所にぽつんとメインランタンを設置するのにも丁度いい。

一本足だから、近くを子供やよそのキャンパーさんが通った時に蹴とばす心配もほぼありません。

メリット

  • パイルドライバー一本で自立するので、
    -設置の場所を取らない
    -三脚タイプのハンガーのようにつまづく心配がない。
  • 地面に深く打ち込めばかなりの安定性を持つので、安心してランタンをぶら下げられる
  • 道具ナシで設置可能

デメリット

  • 地面に打ち込む作業がやや大変
  • 砂地など地面が緩い場所では使いにくい

総合すると場所をほぼ選ばず使えるスキのないランタンハンガーです。

超使いやすいのでいつも車に積んであります。

ポールに取り付けるアタッチメント式ランタンハンガー

ランタンハンガー

ランタンハンガーはテントやタープのポール部分にフックを追加できるアタッチメントです。

気軽に設置・移動ができ、サブランタンとの相性が抜群。

設置先のポールの太さとランタンハンガーの対応ポール径にさえ気を付けておけば、どんなポールにも設置できます。

タープ下をリビングスペースとするなら、対角にある2本のポールに設置してそれぞれランタンをぶら下げておけば、ほとんどの場所を照らすことができますよ。

メリット

  • ポールがある場所ならどこでも設置できる

デメリット

  • 取り付け先がポールのためポールの安定性次第ではランタンハンガーも不安定になる

Amazon以外にも100均のアウトドアコーナーで買うこともできます。

また耐荷重は低いですがクリップタイプでポールを挟みこむタイプのフックも使いやすくておすすめ。

こちらも100均のアウトドアコーナーでも見つけることができますよ!

フッククリップ:出典元:Amazon

このようなハンギング系アタッチメントはランタン以外にもぶら下げ収納が可能な超コスパ道具です。

安価でかさばらないのでまずはおひとつ試してみるのをおすすめします。

ランタン配置で考慮すべき安全上の注意事項

ランタンを使う際は、安全を最優先にすることが重要です。

中でも燃料を使うタイプのランタンの扱いには常に細心の注意を払いましょう。

なぜなら、ランタンの使用が事故や火災の原因になり得るからです。

例えば、燃焼系のランタンをテント内で利用するのは厳禁です。
テントの生地に燃え移るリスクや、酸素不足による窒息の危険性があります。

他にも、ランタンスタンド等を使って高い位置にランタンを置く際には安定性のチェックが必ず必要です。
誤ってランタンが地面に落下した際に、ランタンが壊れてあたりに火をまき散らす可能性があるからです。

そうしたリスクや使用制限を気にしたくない場合には、LEDランタンを選ぶのが無難でしょう。
LEDランタンなら、火災の心配もなく、万が一落下した際もランタンが故障してしまう程度で済みます。

またランタン全般に言えることですが、
明かりを確保したいがためにむやみに周囲を照らしすぎる方法は避けるべきでしょう。

キャンプ場には自分たち以外のキャンパーもいます。
そうしたよそのキャンパーに強い光が届くような使い方をすれば、ご近所トラブルにもなりかねません。

以上まとめると、ランタンを使う際には、設置場所と照らす先に配慮をするようにしましょう。

【レンタルも可能】キャンプ歴15年の筆者がおすすめできるド定番LED照明

これからキャンプを始めようとランタンを探している方には、扱いやすさと利便性からLEDタイプをおすすめします。

ここでは筆者も実際にキャンプで使っているLEDタイプの各種照明器具を紹介します。

順番に見てみましょう。

超正統派LEDランタン|エクスプローラー

ランタン形状タイプ メイン・サブどちらもおすすめ

LEDライトメーカーのGENTOSが手がけるエクスプローラーシリーズは
キャンプ界隈でも超定番の使いやすいLEDランタンです。

中でもEX-V777Dはサイズも手ごろで明るさもそこそこのため、
とりあえず一台持っておけばどこにでも使える手軽さが魅力。

最大光量は360ルーメンとメインのランタンとしては若干心もとないですが、複数使いを前提にするなら十分使えるレベルです。

筆者が一番気に入っている点は、ランタンタイプから吊り下げ式に切り替えられるところです。

ランタンのカバー部分がねじって外せるようになっており、
底面に折り畳まれているフックを立ち上げて逆さにすれば吊り下げ式に早変わりします。

出典元:GENTOS
出典元:GENTOS

活動時間はカバーをつけてランタン型として周りを広く照らして、
就寝前には吊り下げ型としてテントの天井にぶら下げてテント内を照らすという使い分けができるのがかなり魅力的です。

≫上記ランタンののレンタルに関する情報はこちら

コチラもおすすめ

‎EX-109Dなら最大1000ルーメンに及ぶメインにも申し分ないほどの光量が確保できます。

EX-V777Dではメインランタンとしての光量が足りなければ、このようなエクスプローラーシリーズの他のモデルから探せば間違いはないでしょう。

使う場所を選ばない吊り下げ型照明|たねほおずき

吊り下げタイプ サブにおすすめ

snowpeak製のたねほおずきは手のひらにおさまるコンパクトさが特徴の吊り下げタイプのLED照明です。

明るさはやや控えめな60ルーメンで、広い範囲をこれ一つで照らせるほどの力はありません。
ですがそれをカバーするだけの手軽さを実現する特徴を持っています。

たねほおずきの最大の特徴は吊り下げ用のループがマグネット式になっていることです。

ループをフックや紐に通してぶら下げるだけでなく以下のような使い方も。

  • 鉄製のキャンプギアや車の側壁に磁石で取り付ける
  • マグネットでタープやテントの布部分をはさみこんで固定する
  • ズボンのベルトループにスルッと通して足元を照らす

とにかく色んな場所に設置できます。

そのおかげで常に自分の活動範囲に悩まず設置することができるため、60ルーメンという光量でも十分活動ができます。

リュックのサイドポケットなどどこにでも忍ばせられるサイズなので、気楽に持ち運んで、どこでも使える、かなり実用度が高い照明です。

たねほおずきは1個あれば心強いし、複数持ちでもあればあるだけ快適になります。

≫たねほおずきのレンタルに関する情報はこちら

最低限これだけあれば何とかなる|ウェアラブルライト

ウェアラブルタイプ サブにおすすめ

頭に着けたり、胸元に着けたりするウェアラブルタイプの照明は実用性がかなり高いです。

自分の手をふさがず、かつ自分が動き回っても常に前方を照らしてくれるので、これひとつあれば夜も十分活動できます。

頭に着けるタイプと、胸元など好きな位置で着けられるクリップタイプをそれぞれ紹介しておきますね。

ヘッドライトタイプ

ヘッドライトは専用のバンドを頭にまいて取り付けるタイプの照明を指します。

使用中は常に自分の頭の向いている先を照らしてくれるため、使用者1人が活動する分には正直これだけあればキャンプ中は事足りてしまいます。

常に動き回る中で明かりを確保しなければならないレジャーとの相性が最高で、登山者にとってはなじみ深い道具でしょう。

ここでおすすめするWAQのLEDヘッドライトは、明るさ300ルーメンと充分な光量と、雨の中でも全く問題ない防水性(IPX8)を持っています。

特徴的なのがライトをモーションセンサーで操作できる点で、手をライトの前にかざすだけで照明をON/OFFできます。

キャンプ中は何かと照明をON/OFFしたくなる機会がありますが、これなら小さいスイッチをわざわざいじることなくこまめに切り替えることができますね。

馴染みのない人からすればガチっぽい装備ですが、使えばその便利さが分かります。

≫ヘッドライトのレンタルに関する情報はこちら

どこにでも設置できるクリップタイプ

クリップがついた懐中電灯タイプも、必要に応じて好きな部位に固定して両手をフリーにできるのでおすすめです。

中でも、先端部分がストレートからL字まで角度調整できるものが使いやすさとしては一歩抜けています。

例えばストレート状態として帽子のつばに着けたり、
L字形状にして服の襟部分や胸ポケット部分に着けることで自分の前方を照らせます。

筆者は頭に着けた際の重みが気になるので、胸元に好んでライトを着けています。

この手のライトは定番商品となるようなものは少なく、
新しいメーカーが出ては消えが激しいので紹介が若干難しいです。

実際筆者が使っているROFISというメーカーのライトも、
今や購入元のAmazon販売ページが消えてしまうほど。

7年ほど使っていてなんの不満もないほどよくできた製品だったんですけどね…。

なので現在入手できるものとしては、下記をオススメします。

Philipsの懐中電灯は、ストレートとL字を選択できる充電式のLEDライトです。

充電はUSBTypeCで、フルパワーの1000ルーメンなら1.5時間、弱モードなら100ルーメンで8時間動作します。

1000ルーメンで手元を照らすのは明るすぎるので、弱モードで使うのが基本でしょう。

フル充電しておけば1泊~2泊程度のキャンプであれば十分使えそうです。

底面に磁石がついているので鉄製のキャンプギアに固定もできます。

クリップがつづら折りになっているので固定する際はさむ方向を選べるのも汎用性が高いですね。

特徴を見る限り筆者の使っているものの完全上位互換と言えます。ほしい。

各種ランタンはネットレンタルからも試すのもアリ

今回紹介した各種LED照明は、自分で購入する前にもキャンプ用品のネットレンタルで気軽に使うこともできます。

ネットレンタルでは、ネットで注文したキャンプ用品を届けてもらうことができ、買うよりも安く使うことができます。

届ける先をキャンプ場にしてキャンプ場で受け取りも返却もできる手ぶらキャンプや、
2回以上借りるよりもお得な値段で借りられるマンスリーレンタルサービスなど、
各サービスによって色々な借りやすい工夫を凝らしているので、思った以上に気軽につかえます。

自前のキャンプ道具を揃えるのも手間とお金がかかるので、キャンプに慣れないうちはこうしたサービスを利用してみるのも一つの選択です。

今回ご紹介した照明類は以下のリンクから実際に借りることもできるので、単純に試してみたい方も、レンタルに興味が湧いた方も、ぜひ一度覗いてみてくださいね!

ランタンやたねほおずきが借りられるhinataレンタル

hinataレンタルイメージ

hinataレンタルは

  • とにかく準備を最小限にして手ぶらキャンプしたい人
  • 幅広いジャンルで使いやすいキャンプ用品を使ってみたい人

におすすめできます。

hinataレンタルの特徴は『迷ったらコレ!』と万人におすすめできる快適さと安心感です。

全国の7000件以上のキャンプ場と提携してキャンプ場にレンタル品を直送するてぶらキャンプが最大の魅力です。

モノをレンタルするという点においてサービスとしての使いやすさ・わかりやすさが追求されており、キャンプの不安やレンタルの煩わしさを極限まで解消するオールラウンダーと言えます。

hinataレンタルでランタンを見る

ヘッドライトが借りられるやまどうぐレンタル屋

やまどうぐレンタル屋は

  • 登山キャンプに興味がある人
  • キャンプに行く手段を限定されたくない人
  • キャンプ用品のレンタルを長期的に考えている人

におすすめです。

やまどうぐレンタル屋の特徴は、その名の通りで登山用キャンプギアを多く取り扱う点です。

登山用装備は山で持ち歩くことを追求されているので、軽量コンパクトなものばかり揃っています。

登山キャンプに使うのはもちろんの事、車を必要としない徒歩やバイクでのキャンプをするのにもうってつけです。

またキャンプ用品のマンスリーレンタルをやっていることも特徴で、1年のうちにワンシーズン3ヵ月単位で使うのであれば5年間つかっても十分元が取れてしまうほどの超良心的な価格での利用もできます。

やまどうぐレンタル屋でヘッドライトを見る

キャンプ用品レンタルの詳細について

各種レンタルサービスについてのメリットデメリットや使用上の注意など、より詳しいことが知りたい場合は、
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キャンプ用ランタン|よくある質問と回答

キャンプで使うランタンを選ぶ際に気になるであろう疑問をまとめてみました。

ランタンの点灯時間はどれくらい?

ランタンの点灯時間は光の出力やエネルギー源によって変わります。

  • LEDタイプであれば短くて4時間、長い物だと100時間ほどに
  • ガソリンランタンは7~14時間
  • ガスランタンは4~8時間
  • オイルランタンであれば8~10時間ほど

燃焼系のランタンであれば1日~2日つかった場合は燃料の補充やガス缶の交換が必要になるイメージです。

LEDタイプであれば高出力にしなければ数日持つものが多いでしょう。

ランタンの明るさはどのくらいが最適?

ランタンの明るさは、

  • メインランタンとして遠くから全体を照らすなら1000ルーメン
  • サブランタンとして近場を照らすなら100~200ルーメン

程度あれば良いでしょう。

この数値が一つの目安になるのは、キャンプサイトの基本的な明るさを確保しつつ、過剰な光で自然の雰囲気を損ねないからです。

ただし、必ずしもこの数字を気にしすぎる必要はないです。

光量が足りなくても、複数のランタンを配置することで、一つ一つのランタンの明るさは抑えつつ全体を明るくすることができます。

よって、基本スペックとして光量は参考にしつつも、キャンプのスタイルや参加人数、使用目的に応じて、使うランタンの数を調整すれば不便はしないはずです。

雨天時のランタン使用について

ガスランタンやガソリンランタンなど燃焼系のランタンであれば、雨にさらすことは避けた方が良いでしょう。

こうした高出力系の燃焼ランタンはランタンのガラス部分が高熱になるので、雨で冷えると割れてしまう可能性があります。

またオイルランタンの一部にはハリケーンランタンといった名前がついているように雨天でも利用がへっちゃらなものがありますが、後々の錆などのリスクもあります。

燃焼系ランタンは屋根の下で使うくらいにとどめましょう。

LEDタイプであれば、防水性能を持つものであれば雨天でも気兼ねなく利用できます。

防水性について

防水性を考える場合にはIP等級というものを参考にするとよいです。

IP等級はIPXXのような4つの記号であらわされていて、末尾の4つ目の部分の数字が大きいほど防水性が高くなります。

雨天の利用程度であればIPX4以上を選んでおけば問題ありません。

まとめ

当記事では以下内容について解説しました。

適切なランタンの数と配置を理解できれば、キャンプの明るさのコントロールは完璧です。

ランタン選びに関して迷うことがあれば、ぜひこの記事を読み返してみてください。

以上お付き合いいただきありがとうございました。

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