こんな疑問をお持ちのあなたに
- キャンプを始めてみたいけどちゃんと続くか心配
- 想像以上にキャンプが楽しくなくて続けるべきか迷っている
- しばらくキャンプには行っていない
こんな方たち向けに記事を書きました。
キャンプ熱を失ったり、その楽しみ方に疑問を感じたりするのはよくあることです。
特にSNSやYouTubeでの理想的なキャンプシーンと自分のリアルキャンプとのギャップに直面すると、冷めちゃうこともありますよね。
筆者自身もキャンプの大変さや、準備の手間などキャンプのマイナス面には何度も直面しました。
でも、なにか嫌なことがあっても再びキャンプを楽しみたくなる欲求は今のところ止まっていません。
今キャンプに悩んでいる人も、キャンプの悩みは意外と簡単に解決できることを知りさえすれば、モチベーションを再燃させることができます。
そこでこの記事では、何かしらの理由でキャンプを引退しようと思う方々が抱える悩みとその解決策を筆者ならではの視点でご紹介します。
この記事を読めば、なんとなくキャンプがイヤだと思っていた理由がハッキリして、解決法や割り切り方が分かるでしょう。
キャンプは楽しいけどココだけがどうしてもイヤだ!
と思うことがある人は、ぜひ読んでみてください。
あなたのキャンプ熱がきっと再燃します!
キャンプをやめたくなる理由7選|キャンプのリアルと割り切り方
キャンプをやめたくなる理由は人それぞれです。
まずはどんな理由で世の中のキャンパーがキャンプを引退したくなったのか確認してみましょう。
筆者の実体験や、SNS上から色々な理由を集めてみました。
- 雨でキャンプが台無しになったからやめました
- キャンプには虫が多いからやめました
- キャンプは暑い・寒いからやめました
- キャンプにはお金がかかるからやめました
- キャンプに行くと疲れてしまうからやめました
- キャンプの準備と後片付けが大変すぎるからやめました
- キャンパー同士のトラブルがしんどくてやめました
順番に見ていきましょう。
雨でキャンプが台無しになったからやめました
雨の日のキャンプはほとんどの人が敬遠したくなるものですよね。
雨に濡れれば寒い思いをするし、雨対策の準備も大変で、濡れたり汚れたりで後片付けも最悪。
筆者も雨キャンプは正直好きではなくて、雨予報を見るとゲンナリしてしまいます。
できることなら、雨キャンプは避けたいもの。
我慢できない人は、キャンプ前に思い切って延期してしまうのが良いでしょう。
でもキャンプを続ける限り、雨キャンプは絶対避けられません。
嫌だけど、雨キャンプをする羽目になってしまった。
そんな人はぜひ雨キャンプのメリットに目を向けてみてください。
雨キャンプはみんな嫌がりがちですが、裏を返せばキャンプ場は混みにくいんです。
雨の中で上手に過ごすキャンプスキルが身についてくれば、逆に雨の日を利用して普段は混雑していて行きにくい人気キャンプ場に行くことだってできるかもしれません。
雨の日のキャンプが憂鬱だなという方は【あなたは大丈夫?】雨天キャンプの最悪の経験|後悔しないための対策5選を読んでみてください。
雨キャンプに対する向き合い方がきっとイメージできるようになります。
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キャンプには虫が多いからやめました
キャンプ中の虫問題はなかなか深刻ですよね。
蚊やブヨのような人間を狙ってくる害虫から、ビジュアル的にちょっと受け付けない虫まで、色んな虫と出会うことになります。
筆者も虫はものすごく嫌いで、特に見た目が奇抜なタイプはかなり苦手です。
就寝中にテント内にカマドウマが居ることに気づいたときなんかは情けなくもパニックになりました。
確かに虫にイヤな思い出やイメージがある人は、キャンプをやめたくなるかもしれませんね。
では虫嫌いがキャンプを続ける方法ってあるんでしょうか?
実際に虫嫌いの筆者が取る対策は3つです。
- 虫除けグッズを絶対持っていく
蚊取り線香や虫除けスプレーを必ず使いましょう。
虫が居ても居なくても、お守り代わりにつかうことで虫を気にしすぎないポジティブな気持ちに切り替わります。 - テントのインナー部分は慎重に開ける
虫は恐ろしいですがテントでシャットアウトできます。
インナー付きテントのインナー内を聖域として、出入りの瞬間に虫が入りこまないよう細心の注意を払っておけばかなり安心してすごせます。 - 冬にキャンプする
虫は冬場は活動を休止します。
冬キャンプに行くと、嘘みたいに虫ゼロで快適です。
虫嫌いの人は癖になりますよ!
虫が苦手な人はぜひ試してみてください。
キャンプは暑い・寒いからやめました
キャンプの環境温度は日常生活に比べて過酷ですよね。
夏場の日差しは年々強くなってるし、標高の高い場所なら年中寒い。
そんな環境を楽しむには自分で温度調節する工夫が必要ですが、それを考えるのも大変ですよね。
暑い・寒いは単純な問題ではあるんですが、
自分が想定していた以上の環境に身をおいてしまうと、キャンプに行ったことを後悔してしまうのは良くわかります!
筆者もキャンプの思い出を振り返ると、あの日は暑かった・寒かったといった感覚が必ずセットで蘇ってきます。
キャンプ中の暑い・寒いを乗り越えるにはとにかく準備が必要です。
暑ければ日差しを遮る屋根や扇風機を使ったり、
寒ければ風を遮るシェルターや防寒着、石油ストーブなどの暖房器具を取り入れたりすることで対策が可能です。
でも、そうした対策はとにかくお金がかかっていきなり取り入れるにもハードルがありますよね。
そんな場合には、キャンプ場の選び方を工夫することがすぐできる対策になるでしょう。
暑い場所や寒い場所といった地理的な違いももちろんですが、キャンプ場によって設備の充実度が全く異なるため、選ぶキャンプ場が一つ違えば暑い・寒いの感じ方も変わってきます。
筆者はキャンプ初心者の方とキャンプをする場合には、その人がどのくらい暑さ・寒さに耐性があるかがわからないこともあり、設備が充実したキャンプ場を選ぶことが多いです。
たとえば温泉施設併設のキャンプ場を選んで、
寒くてもいざというときは温泉に逃げ込めばいいね!
なんてことを冗談交じりに言いながらキャンプします。
いつも同じキャンプ場を使っている人は、季節によって選ぶキャンプ場を変えてみてはいかがでしょうか?
キャンプ場の選び方について具体的な方法を知りたい方は、
【スキマ時間活用】キャンプ場の選び方実践的3STEP|初心者でもスマホひとつで穴場を発見を一度読んでみてください!
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キャンプにはお金がかかるからやめました
キャンプ趣味には確かにお金がかかりますよね。
キャンプ道具を一通り揃えるためのイニシャルコストから、
キャンプをするために毎回かかるキャンプ場代や食費、交通費などのランニングコストと、
何かとお金をかける機会があります。
SNSや動画投稿サイトで発信しているキャンパーと全く同じことをやろうとすると、
イニシャルコストだけで十数万円かかってくることもザラにあります。
これから始める人も、試しに始めてみた人も、これから先のキャンプライフにかかってくるお金が結構なものだと感じられてしまったら、やめたくもなります。
一方で、キャンプする人達全員がキャンプにかかるお金に悩み続けているかというと、そうではありません。
なぜなら、キャンプを続けているうちにキャンプ周りの金銭感覚が身についてくるからなんです。
高価な道具を買うにも、高い交通費やキャンプ場代を出すにも、
そこにお金を出すだけの価値を感じられればそれは良いお買い物だと感じられますよね?
お金の使いどころと、節約すべき場面がハッキリしてくれば、自分にとっての快適なキャンプシーンを満足いく形で作ることができるようになります。
でもキャンプ経験が浅かったりこれから始める人にとってはどうしようもない話だと思うので、
そんな場合にはまずはキャンプにかかるお金についての実際を知るところから始めてはいかがでしょうか?
【結論】キャンプにお金かかりすぎるはホント?|15年キャンパーがキャンプの予算のリアルについて徹底解説でキャンプにかかるお金の一般的な相場感と、筆者のお金のかけ方のリアルを解説しています。
また【誰もがハマる】初心者が買ってはいけないキャンプ用品7選|キャンプ沼にはまらないためにではキャンプ初心者がお金を無駄にしないために、キャンプ用品購入時に気を付けるべきポイントを解説しています。
キャンプのお金事情について気になる人はぜひ合わせてチェックをお願いします。
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キャンプに行くと疲れてしまうからやめました
キャンプは数ある趣味の中でも比較的疲れやすいですよね。
単純にやることが多いし、日常生活と比較して何をするにも難易度が上がります。
例えば、こんな大変さに満ち溢れてます。
- 何もない自然の中に自分の拠点をつくることがそもそも大変
- キャンプ場に向かうまでの道中だって楽じゃない
- キャンプ道具の準備や片付けは超めんどくさい
筆者もこうした感覚はよく分かります。
最初はキャンプそのものが新鮮だからキャンプの大変さも簡単に乗り越えられるんですが、
キャンプを重ねれば重ねるほど慣れが生じてそういったマイナスの側面に目が向いてきてしまいます。
それが重なり続けると、「キャンプって疲れるよね・・・」って感覚が溢れて、キャンプに行きたくなくなってくる。
じゃあ一体どうすれば疲れを感じにくくなるんでしょうか。
それは、自分の普段のキャンプ中に疲れると思うポイントを理解して、一つ一つ対策するしかありません。
そんなのめんどくさいよ!と思った方にこそ知ってほしいんですが、
キャンプで疲れた・めんどくさいと思うシーンって、結構だれしもめんどくさいと感じるようで、意外と便利な道具やサービス、ちょっとした工夫などのテクニックで解決できることも多いんです。
これからキャンプを始める方、まだ自分のキャンプの疲れどころのイメージが湧いていない人向けに、
【忙しいあなたに】キャンプがめんどくさい!疲れる!と感じた時のチェック項目と対策9選でキャンプでありがちな疲れるシーンとその対策を紹介しています。
自分に当てはまるものがあればぜひ確認して、自分なりの対策を練ってみてください。
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キャンプの準備と後片付けが大変すぎるからやめました
キャンプの準備と後片付けは数ある趣味のなかでも最高に大変なもののひとつと断言できます。
なぜなら他の一般的なレジャーと比べても、圧倒的に考えることややることが多いからです。
キャンプに必要な準備片付け
キャンプに行く前であれば
- キャンプ道具一式を買い揃える
- 行く場所に合わせて適切な道具を選ぶ
- 自分の移動手段に合わせて道具をまとめる
キャンプ場でも
- キャンプ道具を使って自分のサイトを設営する
- 料理や遊びなどやりたいことの分だけ道具を取り出して使う
- 決められた撤収時間までに自分の道具を元通り片付ける
キャンプから帰ってきても
- 使い終わった道具を保管場所にしまう
- 必要に応じて道具をメンテナンスする
- ゴミが出た場合に自分で処理する
と、準備と片付けばっかりやることになります。
これでは準備と後片付けはひたすら大変になるばかりですよね。
キャンプの準備と後片付けを楽にするためには色々な工夫ができます。
中でもかなり効果的なのが、キャンプ道具を増やしすぎないということです。
キャンプ道具はあればあるほど出来ることが増えてキャンプが快適になりますが、
その一方でキャンプ道具を増やす分だけ上記の「準備片付け」が発生します。
「準備片付け」の一つ一つは簡単でも、道具を増やしに増やせばそれだけの時間と労力が積みあがって大変さは増大してしまうんです。
逆に言えば、使う道具を減らせば減らす分だけ準備片付けの悩みからは解放されます。
準備と後片付けが大変だなと思う方は、ぜひ自分のキャンプ装備一式をひとつひとつ見直してみてください。
キャンプの荷物が多すぎる、増やしたくないという人は、
ぜひキャンプ荷物多すぎ問題を解決|キャンプに向かう足が自然と軽くなる荷物のまとめ方を読んでみてください。
キャンプに関する荷物のお悩みをまるっと解決する方法を解説しています。
キャンプ荷物多すぎ問題を解決|キャンプに向かう足が自然と軽くなる荷物のまとめ方
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キャンパー同士のトラブルがしんどくてやめました
キャンプに関するSNS投稿やキャンプ場レビューでちらほら見かけるのが、キャンパー同士のもめ事に巻き込まれてしまったという体験。
キャンプに期待することが違う人同士が交わると、価値観の違いでもめ事に発展してしまいかねません。
例えば、以下のようなすれ違いはだれしも遭遇し得るでしょう。
- 仲間内で陽気に楽しく過ごしたいグループキャンパーが、静かに過ごしたい人から疎まれる
- お隣のテントと設営場所が近すぎて、思い通りの設営ができない
- 景色の良い人気スポットのポジション争いで険悪なムードになってしまう
ルールやマナーを守っていればあとは度が過ぎなければ良いとは言いつつも、
ヒト同士で別々の価値観や我慢のラインがある以上お互いの行動が理解できないことは少なからず生じてしまいます。
とはいえ、楽しい経験をするために苦労して準備したキャンプ中にトラブルに巻き込まれたら、確かにやめたくもなりますよね。
筆者自身は深刻なトラブルに巻き込まれた経験はありませんが、
ネット上に転がるトラブルの逸話を目にするたびに目を被いたくなる気持ちになります。
そしていつしか、今後とも自分が巻き込まれないために自然と気をつかうようになりました。
キャンプでは穏やかにリラックスして過ごしたい派の筆者のあくまで一意見ですが、
トラブルを避ける最善の方法は、他人との距離感をキープすることだと思います。
具体的には以下のポイントがあります。
- 他人のテントとは基本的に数メートル以上離れる
- 混雑時やむを得ず近い距離間になる場合には、
「となり良いですか」のひと声をかけてから設営する - 集団で来ているキャンパーの近くは選ばない
- 人気キャンプ場の人気スポットは、競争率の低い時だけ使う
どちらがいい悪いではなく、価値観が合わない人とはお互いのために離れておくということが最強のトラブル予防策になります。
せっかくのキャンプだから一番いい場所を取りたいと思う人もいると思います。
ですが、そうした場所には色んな人が集まるので、逆にトラブルにつながりやすいということも頭の片隅に置いて頂けると良いでしょう。
また筆者の実感としてあえて人気スポットを避けた時でもキャンプの充実度はそれほど落ちないことが多いです。
先日とある人気キャンプ場に行ったとき、絶景スポットの真ん前の競争率の高い場所からは敢えて離れて、人の少ない場所に設営しました。
結果的に他人同士と気を使いあうことも少なく、穏やかなキャンプを楽しむ事ができて満足度はかなり高かったです。
そればかりか自分たち以外に誰もいないからか野生のシカが近くまで来たため、のんきに木の実を頬張る姿を眺めることができて癒されました。
トラブルを未然に防いで長くキャンプを楽しむためには、ヒトとの距離感に気を使ってみましょう。
キャンプを気軽に楽しむスタイル3選|やめる前に知りたい楽しみ方の形
今キャンプをやめたくなる理由があっても、ちょっと視点を変えたアプローチでアウトドアを楽しめる可能性があります。
「キャンプといえば全部自己完結するもの」というイメージがあるかもしれませんが、まずは自分がキャンプで何をやりたかったのかに立ち返って、それ以外のことは無理に自分でやる必要はないかもしれません。
実際にキャンプの大変な部分を省略してやりたいことだけに集中できるような施設やサービスはたくさんあります。
せっかく興味を持ったキャンプなので、やめる前にもいろいろなスタイルがあることを知ってもらえればと思います。
バンガローやコテージを使う
全国各地に、バンガローやコテージといった設備を借りられるキャンプ場は数多くあります。
バンガローは就寝する1室からなるシンプルな山小屋で、
コテージは生活に必要な設備がある程度整っている貸別荘となっていることがほとんどです。
自力でテントを設営するということは、キャンプにおける労力の中で結構な上位に入りますが、
バンガローやコテージを利用することでその大変な部分を省略できます。
特にキャンプそのものよりも友人や家族とのふれあいを第一に考える場合には、
設営にかかる時間を省略してみんなでやりたいことに集中できるということはかなりのメリットではないでしょうか。
筆者もキャンプ歴はそれなりにあると自負していますが、
毎回キャンプ泊というわけではなく、気の置けない友人同士でコテージに泊まることもあります。
そんな時って久しぶりに合う人も多いので、
キャンプサイトの設営にかける時間よりも、
大切な人とコミュニケーションをとる時間が増えることがかなりありがたいんですよね。
自分でテントを建てないなんてキャンプっぽくないと感じる方もいるかもしれませんが、
目的によってはむしろバンガローやコテージにしたほうが満足度が高いこともあります。
ぜひキャンプのやり方のひとつとして選択肢に持つことをオススメします!
設備充実のキャンプ場を使う
雨や虫、暑さや寒さといった自然と切っても切り離せない部分に慣れないうちは、
設備が充実したキャンプ場を使ってみると良いかもしれません。
例えば全天候型キャンプ場は屋根付きのウッドデッキ部分にテントを設営するなどして、
雨や日差しなどの影響を最小限にキャンプが楽しむことができます。
全天候型キャンプ場の最たるものとして紹介したいのが、京都にあるロゴスランドです。
ロゴスランドでは、コンクリート製の頑丈な建物の1室で、ロゴス製のテントや寝袋を使ってキャンプさながらの宿泊体験をすることができます。
食事は夜はBBQ、朝はバイキングを食べられて、お風呂も施設内で入ることができるため、ホテル並みに快適な空間でキャンプ出来てしまうんです。
設置されているテントやイス、テーブルは実際に販売されているものなので、滞在するうちに気に入るものがあったら併設のショップで買って帰ることだってできます。
筆者が行った時期は11月の寒い時期だったため、部屋にあるストーブを使って過ごしました。
寒い時期にストーブがあったらこんなに暖かくて快適なのか!
とストーブ購入欲がかなり高まったことを覚えています。
施設が充実したキャンプ場で過ごせば、ただ快適に過ごせるだけではなく、実際に自然の中で快適に過ごすにはこんな道具があればいいのかといった気づきが得られるかもしれません。
家や公園で楽しむキャンプ
キャンプの延長として、家や近所の公園などでキャンプ要素を楽しむこともオススメです。
なによりも手軽なので、まとまった休日がなかったとしても突発でキャンプ気分を味わうことができます。
具体的には、以下のようなことは気軽にできます。
- 家の庭やベランダにお気に入りのイスや机を出してご飯を食べる
- キャンプ用の調理器具で自炊してみる
- 近所のデイキャンプ場や河川敷に出かけて軽くテントを張ってみる
それってキャンプじゃないじゃんという突っ込みがありそうですが、実際やってみると意外と楽しいものですよ?
筆者は出かけられない休日はベランダで朝食を食べたりしてます。
初心者の方であれば、キャンプ前にキャンプ道具を使い込むいい練習にもなるし、次のキャンプに向かうためのモチベーションにもつながります。
キャンプ場以外でのキャンプ、ぜひ気軽に試してみてください。
公共の場所でテントやイス、机などを広げる場合はまず禁止されていない場所であることを確認しましょう。
キャンプに意味を持たせる3つの考え方|キャンプを趣味ではなく手段にする
キャンプは非日常を味わう手段として最高ですが、経験を積めば積むほど慣れてきてしまうのも事実です。
そんなマンネリ感を感じてきたときにぜひ考えてみてほしいのが、
キャンプを単なる趣味として楽しむよりも、それを生活の一部や他の目的に役立てる手段とすることです。
キャンプするスキルがあれば、こんなことにチャレンジできる!ということが分かれば、キャンプを続ける大きなモチベーションになります。
キャンプができれば絶景を見に行くための拠点にできる
キャンプを素晴らしい景色を見に行くための拠点として利用することはオススメです。
キャンプと自然の親和性は言うまでもないですが、良い景色が見える自然豊かな場所にアクセスするために、その近くでキャンプできたらかなり便利ですよね。
例えば、和歌山にある友ヶ島という無人島には、まるでジブリ映画に出てくるラピュタと言われるような遺跡があります。
定期船でアクセスできるので意外と簡単に見に行ける場所ではありますが、筆者はここをじっくりめぐってみたいという願望がありました。
幸い友ヶ島にはキャンプ場があったため、そこで泊まって朝一番に島を巡ることで、他の観光客が島に来るよりも早い時間帯に思う存分景観を楽しむことができました。
キャンプする手段を持っていれば、最大限自然風景を楽しめるという場所はきっとまだまだ日本中にあります。
景色に惹かれるひとは、ぜひ手段としてのキャンプを身に着けてみてください。
キャンプができれば旅行の宿泊先候補が増える
キャンプを活用すれば、旅行に行った際の宿泊先の選択肢を増やすことができます。
キャンプ場も宿泊先候補に入れることができるようになるからですね。
またキャンプすることで地味に宿代を浮かすこともできます。
キャンプ場って、一般的なホテルや旅館に比べて宿泊施設としては安いですよね。
場所によっては無料で使えますし、1人あたり1万円を超えることはグランピング施設でもないかぎりないでしょう。
筆者は新婚旅行で2週間ほど北海道に滞在したことがありますが、その際もキャンプは大いに活躍しました。
キャンプで北海道の大自然を楽しみながら安く泊まり、
浮いたお金でちょっといいホテルや旅館に泊まるといった形で
キャンプとホテル泊を織り交ぜながらディープかつリーズナブルに北海道を楽しめたと思っています。
もちろんキャンプする分労力が増えて大変だった事もちゃんと白状しますが、
総合的にはかなり楽しくてキャンプを旅行に取り入れた満足感はかなり高かったと感じています。
キャンプを活用できれば、旅行の世界観が大きく広がります。
ぜひキャンプを旅行に活かすことをイメージしてみてください。
キャンプができれば他のアウトドア趣味をより楽しめる
キャンプができるようになることで、他のアウトドア趣味がより楽しめるようになります。
自然の中のレジャーであれば、なんでもキャンプ技術が活かせてしまうんです。
本当にたくさんあるので、具体的な例を以下に挙げます。
- キャンプ×野外音楽フェス
フジロックを筆頭に野外で音楽に触れながらキャンプを楽しめる音楽フェスは日本にたくさんあります。 - キャンプ×海水浴
海水浴場併設のキャンプ場はかなり多いです。ファミリーにはかなりおすすめ。 - キャンプ×ウォータースポーツ
パックラフトなどの川遊びの拠点として、キャンプできると便利です。 - キャンプ×登山
登山専用装備など道具を選ぶ難易度は高めですが、キャンプ×登山でしかたどり着けない場所があるのでその価値は十分あります。
登山用キャンプ道具が気になる場合はやまどうぐレンタル屋はキャンプに使えるのか?|口コミ調査とレビューをしてみたを合わせてチェックしてみてください。 - キャンプ×日の出・星空観賞
日の出を待つ時間や、星空を見る際にもキャンプ拠点があるとその時間がより贅沢になります。 - キャンプ×野外スポーツ
モルックやスラックラインなど、友達とワイワイ盛り上がれるスポーツはキャンプと相性が良いです。 - キャンプ×釣り
釣りは釣れる時間帯を待つ時間があったり、釣った魚を食べるといった楽しみがあるため、キャンプとそれらを組み合わせるとすごく充実した時間になります。
筆者自身も野外ロックフェスでキャンプしたり、キャンプと一緒にちょっとした釣りをしてみたりとキャンプをきっかけに自分の世界が広がる経験をたくさんしてきました。
まとめると、キャンプそのものを楽しみきってしまったとしても、
他のアウトドア趣味とキャンプを組み合わせることで、無限に趣味の世界は広がっていきます。
最近キャンプにマンネリを感じてやめたいと思った方は、ぜひキャンプ×何かにチャレンジしてみることを検討してみてください!
まとめ
当記事では以下内容について解説しました。
本記事の内容をおさらい
キャンプに対する興味や情熱が薄れつつある方々も、この記事で紹介したアイデアを実践することで、新たなアウトドアライフの楽しみ方を見つけられるはずです。
それでも疑問や悩みが残る時は、ぜひこの記事をもう一度参照して、自分に合ったキャンプの楽しみ方を見つけてくださいね。
以上お付き合いいただきありがとうございました。
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全くの初心者からでも無理なくキャンプ趣味を身に着けるためのロードマップを
”【初心者向け】キャンプの始め方7STEP|ゼロスタートから一生モノの趣味へ”にて紹介しています。
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