こんな疑問をお持ちのあなたに
- キャンプに必要なものが多すぎて持っていけないかも…
- キャンプを始めたはいいけどたくさんの荷物にうんざりしてしまう・・・
- 世のキャンパーたちはどんな工夫をして荷物を少なくしているの?
こんなお悩みにお答えします!
キャンプにハマって道具を選んだり、実際にキャンプに行く準備を始めたりすると、
あれやこれも必要に思えていつの間にか持っていくものがすごく多くなっていることに気づいた。
なんてことがありますよね。
そんなキャンプの荷物事情に悩む方に向けた内容を本記事で解説します。
この記事を読んで上記を自分のキャンプに取り入れることで、荷物に埋もれない快適なキャンプが実現できるようになります。
ぜひ読んでみてください!
キャンプ荷物多すぎ問題の3つの原因を解説
キャンプに持参する道具がついつい増えてしまう理由としては次の理由があります。
自分のケースに当てはめてみて原因に心当たりがあれば、うまく解決できる可能性があります。
順番に解説します。
キャンプに対する不安からついつい道具を増やしてしまう。
キャンプ中に想定されることに対して、必要なものが揃っていなかったらという不安や心配は誰もが抱えます。
例えば以下のような考え方ですね。
- 夜寝るときに凍えないように寝袋とは別に分厚い毛布を持っていきたい
- ランタンの明かりが足りない気がするのでいくつも持っていきたい
- キャンプの参加人数が多いから、調理用に大きな鍋をもっていきたい
不測の事態に対処する心構えは重要ですが、準備を周到にしすぎるとかえって不便になってしまいます。
最低限このくらいの準備があればキャンプが楽しめる という最低ラインをイメージできると余計な心配事から持ち込む荷物が多くなることを防げるでしょう。
とはいえその最低ラインが分からないから苦労するんだ!という方もいると思います。
そんなときは、”【ホントにそれ要る?】キャンプで最低限揃えるもの一覧|ゼロから揃える初心者向けに解説”にてキャンプにて筆者の考える最低ラインを解説していますので、合わせて読んでみてください。
【ホントにそれ要る?】キャンプで最低限揃えるもの一覧|ゼロから揃える初心者向けに解説
2024/12/1
こんな疑問をお持ちのあなたに キャンプを始めようと思うけど何から揃えたらいいの? ○○が必要って聞いたけどなんで必要なの? 初心者におすすめのキャンプ道具ってどんなもの? こんな疑問にお答えします! ...
キャンプでやりたい事が多すぎる
キャンプでやりたいことを予定に詰め込みすぎると、荷物が増える原因になります。
外に出掛けて何かをしようと思うと、そのために必要な道具は自分で持っていく必要があります。
例えば、
キャンプ中に料理を楽しみたければ調理器具が必要になりますし、
焚き火をしたいと思えば焚き火台をはじめとした焚き火グッズが必要になりますよね。
このようにやりたいことを増やせば増やすほど、持っていくべきものが多くなることを肝に銘じておきましょう。
もちろんせっかくのキャンプなのでやりたいことはやるべきです。
でも1泊2日などの短い期間では時間的にもやれることも限られてきます。
慣れないうちはとくに一度にやりたいことは詰め込みすぎず、
何回かキャンプに行くうちにちょっとずつ試していくことをおすすめします。
かさばるキャンプ道具を選んでいる
キャンプ道具を選ぶ際に、ついついかさばる物を選んでしまっている可能性があります。
キャンプ道具は一般的に、
機能や耐久性、デザイン性などといったメリットと、
重さや持ち運び時のサイズ感は両立できないものが多くあります。
たとえばソファはイスの中でも快適な部類ですが、持ち運べと言われたらちょっと無理ですよね?
キャンプでも全く同じで、「いいものはいい、でも重たいし運びにくい。」という道具も存在しています。
自分の選ぶ道具に対して機能性とコンパクトさの両面から見るクセがつくと、キャンプの荷物が多いという悩みから解放される第一歩となるかもしれません。
キャンプ荷物多すぎ問題から脱却する4つのアプローチ
キャンプの荷物が多すぎて悩む場合には、以下4つの方法で解決できるでしょう。
キャンプでやることを整理して持って行く荷物を厳選する
まずはキャンプでやることを整理して持って行く荷物を厳選することがシンプルで一番の解決法です。
荷物を厳選することで必要最低限のアイテムを持ち、不要な荷物を軽減することができます。
具体的な方法としては、まずキャンプでやりたいと思う活動やキャンプ飯レシピなどをリストアップして整理します。
その後、そのリストからやりたいことに優先順位をつけましょう。
続けて、
焚火を楽しみたい場合は焚火のための道具を持参し、
料理を楽しみたい場合は調理器具や食材を用意するなど、
やりたいことに応じて自分が持っていく荷物をイメージします。
荷物が多いなと思ったら、やりたいことリストから優先度の低いものを思い切って消してしまいます。
このようにすれば、やりたいことは実現しながら、現実的な荷物量でキャンプが楽しめます。
キャンプでやることを減らせば荷物が減るのは当たり前じゃないか
という意見もあるとは思います。
でも、筆者は「やらないことを決めるとキャンプが快適になる」ということに気づくのに恥ずかしながら結構な時間がかかりました。
あ、なるほど!と思った方は、ぜひ試してみてください。
本当にやりたいことだけに集中するキャンプは意外と満足度は高いですよ!
とはいえキャンプでやりたいことややるべき事がイメージできないという場合には、”【初心者向け】キャンプの始め方7STEP|ゼロスタートから一生モノの趣味へ”の記事をあわせて読んでみてください。
【初心者向け】キャンプの始め方7STEP|ゼロスタートから一生モノの趣味へ
2024/12/1
こんな疑問をお持ちのあなたに キャンプを始めてみたい キャンプに興味があるけど初心者にはハードルが高い気がしている キャンプをするためには何から始めていけば良いか知りたい キャンプ趣味って興味は持った ...
コンパクトな道具を選んで荷物の量を減らす
コンパクトな道具を選ぶことはキャンプ荷物多すぎの問題を解決する上で重要です。
コンパクトな道具を使っておけば、荷物の総量を減らすことができますし、
減った分でキャンプに持参する荷物の数を増やせばやれることも増えるためメリットは大きいです。
例えばロッジテントと呼ばれる中が広々として頑丈なテントと、小型のドームテントのように狭くて人一人が寝るためだけのテントを比較してみましょう。
機能面だけでみればロッジテントのほうがよいかもしれませんが、持ち運ぶ際のサイズを比較するとその差は2倍にも3倍にもなります。
実際に筆者はコンパクトなドームタイプとかさばるけど快適に過ごせるシェルターを使い分けていて、荷物運びをサボりたいなと思ったときは迷わずドームタイプを選んでいます。
キャンプに慣れないうちは道具の便利さやデザイン性など、
使っているシーンでの魅力ばかりが目に入ってしまうかもしれませんが、
持ち運ぶ時のコンパクトさも道具を選ぶひとつの指標として持っておくことをおすすめします。
キャンプを続けていると、そこそこの性能であっても超コンパクトになる!という製品を見ただけでもほしくなっちゃいます
スタッキングできる道具を選んでスペースを効率的に使う
荷物をコンパクトにまとめるためには、スタッキングできる道具を選ぶことが大切です。
スタッキングとは、道具同士を重ねることで場所を効率的に使う方法です。
スタッキングできる道具を選ぶメリットは、荷物をコンパクトにまとめられるだけでなく、収納スペースも節約できるという点です。
例えば、調理器具や食器など、使わないときには重ねて収納できるものを選ぶことで、スペースを有効活用することができます。
荷物をリュックに詰める際や、車に荷物を積み込む場合など、より多くのものを運ぶのにも役立ちます。
スタッキングできる道具を選ぶことで、荷物の多さに悩むことなく、快適なキャンプを楽しむことができます。
多用途向きの万能キャンプ用品を選んで荷物の数を減らす
多用途向きの万能キャンプ用品を選ぶと、キャンプ荷物数を劇的に減らすことができます。
ひとつの道具でふたつの事ができるようになれば、荷物の数は単純に半分です。
たとえば寝室用にテントを使い、リビングスペースにタープを使うような場合には、寝室とリビングスペースがあらかじめ一体になったツールームテントを使うことで荷物の数を減らすことができるでしょう。
荷物の数が減れば、キャンプ中に色々な道具を使い分ける必要がなくなるため、ちょっとした気持ち的な余裕にもつながります。
まとめると、多機能な道具を意識的に選んでいくことで、キャンプの荷物が少なくなり、気持ち的にもラクになっていきます。
それでも荷物が多すぎる場合にできる3つの工夫
これまでキャンプの荷物が増えてしまう原因やそれを減らす方法を解説してきましたが、
それでもキャンプで使う荷物が多すぎると感じる場合には次の工夫をしてみてください。
順番に解説します。
キャンプ専用の持ち運べる収納グッズを活用する
キャンプ専用の持ち運べる収納グッズを活用することは、キャンプの荷物を整理し、効果的に収納するための重要なポイントです。
収納グッズを準備する際にぜひこだわってほしいのが、他との兼用ではなく「キャンプ専用」とすることと、そのまま車で運べるサイズ感を選ぶことです。
キャンプ用品はキャンプを続ければ続けるほど点数が多くなり、保管や管理も大変になります。
家で保管しているキャンプ用品を荷造りし、車などに積んで持ち運び、キャンプ場で取り出して使うという手順は、文字にすれば簡単ですがいざやってみると面倒なものです。
専用かつ持ち運びができる収納であれば、
あらかじめ使うキャンプ小物をまとめておくことで、キャンプの度に荷造りする必要がなく、それを持ち出しさえすればキャンプができるというお手軽な状況も作れます。
例えば筆者は、
- ランタンを入れる箱
- 焚き火グッズをまとめる箱
- 食器を入れるかご
- ビニール袋や医薬品などの消耗品を入れておくかご
といったようなまとめ方をして気軽に持ち出せるようにしています。
以上のように、キャンプ専用の収納グッズを活用することで、荷物を整理し効率的に収納することができます。キャンプをより快適に楽しむためには、適切な収納グッズを使用することをおすすめします。
車のルーフキャリアを活用して大量の荷物を持ち運ぶ
キャンプに行く際、荷物が多くなりがちで悩んでいる方におすすめしたいのが、車のルーフキャリアを活用することです。
ルーフキャリアを使うことで持ち運べる荷物の総量は大幅に増え、今まで持ち運びできずに諦めていたキャンプスタイルを実現できるようになります。
また荷物が多すぎてキャンプに向かう道中でキャンプ道具にまみれてしまう場合にも、車内の荷物をルーフキャリアで運ぶことで社内の圧迫感も減り、心理的にも快適になります。
実際に筆者は長期のキャンプなどで道具をたくさん持ち込みたい場合には、ルーフキャリアでキャンプ道具を持ち運びます。
その際にはRVボックスを活用して、ボックスを車の上に積み込むことで大幅に運べる荷物量を増やしています。
ルーフキャリアを使う際には、車とルーフキャリアの固定をしっかりと行い、さらにルーフキャリアに設置する荷物の固定も確実にすることが大切です。
荷物が風で飛ばされないようしっかり固定することで、運転もそれほど難しくなることはありません。
以上、車のルーフキャリアを活用することで、キャンプの装備選択の自由度を一つ上げる事ができますよ!
かさばるキャンプ道具は現地でレンタルする
キャンプでやりたいことはあるけど、荷物量的に実現できそうにない、たくさんの荷物を持ち運びたくない、という場合には現地で利用できるキャンプ用品レンタルを試すこともおすすめです。
現地レンタルで大型のキャンプ道具を借りれば、自分で持ち運ぶ荷物をコンパクトにまとめることができるほか、自分の持っていない新しい道具を試すこともできます。
具体的には、現地でテントやテーブル&チェアセット、バーベキューグリルなどの大型アイテムをレンタルしたり、お試しで買うには抵抗のある高価なキャンプ用品を試せたりと、レンタル道具でキャンプすることには色々とメリットがあります。
フルセットで借りずとも、お気に入りの道具や自分で簡単に持ち運べる道具と併用すれば自分なりのキャンプスタイルを追求することもできるでしょう。
キャンプ用品のレンタルは、レンタル対応してくれるキャンプ場を探すほか、ネットで手配して現地に届けてくれる各種レンタルサービスを使う方法がおすすめです。
中でもhinataレンタルは全国各地の提携キャンプ場にレンタルしたものを届けてくれて、返す時も同じようにキャンプ場に預けるだけなので、手軽さはトップクラスです。
詳しくは”hinataレンタル口コミします|キャンプ歴15年が使って分かったサービスの実際を徹底レポート”に筆者がhinataレンタルを使ったときのことを詳しく書いていますので、そちらも併せて読んでみてください!
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まとめ
当記事では以下内容について解説しました。
本記事の内容をおさらい
必要最低限の道具を持ち、効率的な収納方法を工夫することで、キャンプでのストレスが軽減されるだけでなく、自然を存分に楽しむことができます。
キャンプ荷物をコンパクトにまとめるコツを押さえて、快適なアウトドアライフを楽しみましょう。
以上お付き合いいただきありがとうございました。
キャンプに興味はあるけど不安や分からないことが多くて挫折しそう。。。という方へ
初心者がぶつかりがちなキャンプのお悩み事について一通りの情報と解決策を
”【見過ごし厳禁】キャンプやめました!?|7つの理由と15年経験者流の長続きのコツ”にて紹介しています。
これさえ読めば今キャンプに関して悩んでいることを一網打尽にしてもらえるように情報を集めた記事になります。
忙しい合間を縫ってキャンプ情報を集めたい方にはかなりおすすめなので、ぜひご一読ください!