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【誰もがハマる】初心者が買ってはいけないキャンプ用品7選|キャンプ沼にはまらないために

こんな疑問をお持ちのあなたに

  • 初心者のうちから高いキャンプ用品を買うべき?
  • 選べるキャンプ用品が多すぎて何が自分に必要かわからない!
  • 必要のないものを買って後から後悔したくない…

こんなお悩みにお答えします。

キャンプを始めたてであればあるほど、どんなキャンプ用品を買えばいいのか悩みますよね。

筆者自身もキャンプを始めた当初、どのアイテムが実際に必要なのか迷いに迷ったあげく、数多くの無駄な出費を重ねてきました。

この記事では、初心者向けに「買ってはいけないキャンプ用品」をご紹介します。

これにより、不要な出費を避け、失敗しないキャンプ用選びができるようになるでしょう。

この記事でわかること

  • 初心者が購入を避けるべきキャンプ用品とその理由
  • 筆者が実際に買って後悔したキャンプ用品
  • キャンプスタイル別の失敗しない道具の選び方
  • キャンプ用品購入に関する初心者疑問あるある

この記事を読むことで、キャンプ初心者でも自分に合った正しい用品を選んで、快適なキャンプができるようになります。

ぜひ読んでみてください!

初心者が買ってはいけないキャンプ用品の特徴

キャンプ用品を選ぶ際、誰もがハマりうる落とし穴がいくつもあります。

その時はいいものだと思って買った後にも、いざ使い続けるうちに自分には必要ないものだと気づいてしまった…。

特に初心者の人にとって、前提知識なしにキャンプ用品を買う場合には失敗しやすいものです。

なぜなら、自分のキャンプスタイルがまだ確立されていないからです。

最近はキャンプの流行によって、いろいろなキャンプのやり方が浸透してきました。

色々なキャンプスタイルに対して、それぞれに特化した(=尖った)アイテムが増えてきています

つまり、今SNSで話題になっているキャンプ用品も、実は万人向けの道具ではないかもしれないんです。

自分にとって必要なものがまだ曖昧な初心者のうちにこうした情報に触れてしまうと、

要らないものなのについつい買ってしまった・・・

ということになりかねません。

最新のキャンプ用品は、これからスタイルを模索するキャンプ入門者が初めて買うのには向いていないものが含まれているということを肝に銘じておくと後々の失敗を未然に防げます。

とはいえ、じゃあ初心者はどうやって道具を選べばいいんだ!と悩んでしまう方もいるかと思います。

そんな方に向けて、どんなキャンプ用品を買ってはいけないのか、その見分ける特徴と理由を紹介します。

初心者が買ってはいけないキャンプ用品の特徴

  • デザイン的にとがったキャンプ用品
    ⇒他の道具と合わせた時の統一感が出しにくく、ダサく見えてしまう。
  • 軽量コンパクト特化のキャンプ用品
    ⇒例えば登山キャンパー向けの軽量な道具はコンパクトですがデリケート。
  • 使う環境に特化したキャンプ用品
    ⇒雪中、砂浜などマイナーな環境向けの道具は一般的な環境ではつかいにくい。
  • 使う季節に特化したキャンプ用品
    ⇒夏用、冬用特化の装備を間違うと、暑い・寒いの悩みが出てしまう。
  • 使用推奨人数が合っていないキャンプ用品
    ⇒ソロキャンプで大人数用のテントを買うと持て余してしまう。
  • 使う人の身体や性格に合っていないキャンプ用品
    ⇒腰痛を持っている、持っていないでも快適に感じるイスは異なる。
  • 壊れやすい素材を使っているキャンプ用品
    ⇒屋外かつ色んな場所に持ち歩くキャンプ用品は壊れやすいと扱いが難しい。

上記の特徴があてはまるキャンプ用品を買う場合には購入に踏み切る前に慎重に考えてみましょう。

事前に買ってはいけないキャンプ用品について知っておくことは、無駄な出費を防ぎ、より快適なキャンプライフを送るために欠かせない知識と言えるでしょう。

【実例紹介】筆者が実際に初めて買って後悔したキャンプ用品7選

ここまで初心者が不用意に買ってはいけないキャンプ用品の特徴を紹介してきました。

買ってはいけない道具があることは分かったけど、自分に見分けられるか不安。

そんな方向けに、ここからは筆者の失敗例を紹介します。

僕みたいな道具選びの失敗をしないよう、反面教師にしてください!

今回ご紹介するグッズはあくまで筆者のキャンプに合わないと感じたものであり、
どれもモノの作りはしっかりした良い商品であるため、使う方によっては良いものにもなり得ることを前置きさせていただきます。

デザイン的にとがったキャンプ用品を買った失敗例

デザイン的に尖ったキャンプ用品を買ってしまうと、その後の道具選びが難しくなります。

失敗例:DOD トリコロールタープ

その名の通り赤青グレーのトリコロールカラーが特徴のヘキサタープです。

筆者が初めて自分で買った思い出のタープですが、実は買って後悔してしまったものになります。

その理由は、原色を含んだトリコロールカラーが目につくようになってしまったからです。

商品単体で見れば、デザイン的に非常に可愛げがあってすごくいい商品であったと思います。

これに出会う前の筆者のキャンプ用品のイメージは、深緑などの落ち着いた色が多かったこともあり、
当時の感覚からしてものすごく新鮮でおしゃれなものに感じられたという衝撃で購入に踏み切った覚えがあります。

でも、筆者の他の道具選びは色的にシックなものが多かったこともあり、何だかキャンプサイトの中でこのタープがひと際浮いたように感じられるようになりました。

色の統一感を出すために、その後原色を含んだキャンプ用品を取り入れようと試行錯誤した時期もありました。

結局長く使うことを考えた場合に、自分にとっては赤や青などの原色系ではなく、アースカラーが居心地のいいものであると思いなおし、次第にトリコロールタープを使わなくなっていきました。

このように、デザイン的に尖ったキャンプ用品はそれ単体では良くても、自分のキャンプに合わせこむと浮いてしまう可能性があります。

逆に尖ったデザインに周りのキャンプ用品を合わせこむことも非常に手間がかかるので、買う前には慎重になる事をおすすめします。

軽量コンパクト特化のキャンプ用品を買った失敗例

軽量コンパクトを重視したキャンプ用品は、その後のキャンプスタイルが制限されてしまうかもしれません。

失敗例:タープ用に買った直径15㎜のポール

キャンプ場の屋根であるタープを立てるためには、通常ポールと呼ばれる支柱で屋根を支えることになります。

筆者はポールを初めて自分で買った際に、ちょっとした落とし穴にはまってしまいました。

使うタープの大きさに対して細すぎるポールを選んでしまったからです。

使うポールの素材にもよりますが、一般的なアルミパイプのポールだと、メインのポールとするには直径28㎜程度は必要です。

筆者の買った直径15㎜は、どちらかといえば軽量で小型なタープやちょっとしたテントのキャノピー部分(ひさし部分)を支えるのにピッタリな丁度良いサイズです。

ですが筆者は実際にはメインタープのポールのつもりで買ってしまいました

メインタープにする大き目のタープは通常風が吹くとかなり強い力を受けるため、ポールにもそれなりの強度が必要です。
ちょっと強めの風でタープが煽られたときに、まっすぐなポールがしなってかなり頼りなく感じられ、すぐに使うのをやめてしまいました。

軽量小型を重視するキャンパーは、少しでも荷物を軽くするためにこのような細いポールも取り入れつつ適材適所で上手に使います。

でも筆者のようなタイプにとっては、細いポールよりもそこそこの太さのポールを持っていたほうが汎用的で使いやすいように感じられ、最終的に直径28㎜のポールを改めて買いそろえました。

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その結果強風が吹くキャンプ場であってもポールが折れそうになることはなく、安心して設営できるようになりました。

このように軽量コンパクトがコンセプトのキャンプ道具を買う場合には、自分の用途に十分耐えうる強度なのかを吟味する必要があるでしょう。

使う環境に特化したキャンプ用品を買った失敗例

使う環境に特化しすぎるキャンプ用品は、色んな場所でキャンプするには向いていないため注意が必要です。

失敗例:初めて買ったY字型のアルミペグとゴムハンマー

ゴムハンマー

キャンプに行ってテントやタープを立てるためには、ペグという杭をハンマーで打ち込んで地面に固定する作業が必要になります。

筆者が初めて自分で買ったペグとハンマーは、Y字型になったアルミペグと100均で買ったゴムハンマーでした。

アルミペグはAmazonで安売りしていたこともあり、思わず飛びついて買った記憶があります。

せっかく買ったY字型アルミペグでしたが、初めてのキャンプでは全く使えず悔しい思いをすることになります。

Y字型ペグというのは、断面がY字型になっているため、表面積がひろくなります。

そのため摩擦が少なくて抜けやすいような場所で抜けずに踏ん張ってくれるのですが、その反面で形状的に地面には刺さりづらいので、使う場所は草地などの柔らかめの地面に限定されます

またゴムハンマーはヘッドが柔らかいのでピンタイプのペグやプラスチックペグのように強度がない物を優しく打ち込むには最適なのですが、打ち込む力はペグに伝わりにくいという注意点があります。

筆者はそのあたりの道具のセオリーを無視してしまい、どこでも使えるつもりで買ってしまったんです。

筆者がそのペグを初めて使ったのは一面が土かつ固めの地面で、全く地面にペグが入っていきませんでした。

アルミ製で柔らかいペグは固い地面に太刀打ちできず、無理にねじ込むとすぐにひしゃげたり曲がってしまいます。

そして100均のゴムハンマーは表面がもろく、固い地面に無理にペグを打ち付けるような使い方をするとボロボロとハンマーの頭が崩れてきてしまいました。

まさに絶望。

近くにあった石などを使って何とかアルミのY字ペグを固い土にねじ込んで事なきを得ましたが、

撤収するときに抜いたペグはすべて曲がって使い物にならなくなっていました。

そのキャンプからかえってすぐさま、ほとんどの環境で使えて最強と名高い鍛造ペグと打ち込むパワー重視で重たい金属製ハンマーを買い揃え、使う地面を選ぶ悩みから解放されました。

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このように、特定の環境に特化したキャンプ道具を選んでしまうと、せっかく持って行った道具も上手く使えずに最悪キャンプそのものが成立しなくなってしまう可能性があります。

場所を選ばずにキャンプするには、それなりの道具を選ぶ必要がありますので意識しておきましょう。

使う季節に特化したキャンプ用品を買った失敗例

使う季節に特化したキャンプ用品は、思わぬ不便を生む可能性があります。

特に、寒過ぎる環境や、暑すぎる環境を想定したものには注意が必要でしょう。

失敗例:就寝用のマットレスとして買ったインフレーターマット

キャンプの夜にテントで就寝するためには、寝袋のほかに下に敷くマットレスを使う必要があります。

マットレスには地面の凹凸をやわらげる効果と、地面からの冷気をシャットアウトする役割があります。

筆者はぶ厚いマットレスが最強なのではという感覚で、インフレータというタイプのマットレスを買いました。

インフレータマットはウレタン樹脂が詰まっていて、かつ空気で膨らむ事でぶ厚くなります。

地面の小石くらいなら無視できるほど十分な厚みを持ちつつ、高い断熱性を持たせることができます。

冬場の超寒い時期には使っているキャンパーも多いのではと思います。

筆者の失敗はオールシーズン使うつもりでこのマットレスを買ってしまったことでした。

というのも、インフレータマットは収納時に空気を抜いて小さくする事ができますが、
小さくしても他の季節用のマットレスに比べてまだまだ大きく、コンパクトさは正直ありません。

控えめに言って収納時に丸太サイズのやつを選んでしまいました。

またインフレータマットは空気を出し入れする必要があるため、設営や撤収という作業面でもかなり手間がかかってしまうんです。

インフレータマットの空気抜きに慣れない内は、畳んでも収納袋に入らなくてストレスでした。

その後は寒い季節に特化したマットレスよりも、オールシーズンで使いやすいサーマレストのマットを使うようになります。

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このように、寒い時期に特化しているものを普段使いするつもりで選んでしまうと、
道具の良さが活かせないだけでなくその扱いづらさがストレスになってしまう可能性があります。

自分のキャンプしたい季節に合わせて、汎用的に使えるものを選ぶのか、その季節特化のものが必要なのかを検討しましょう。

使用推奨人数が合っていないキャンプ用品を買った失敗例

道具にはそれぞれ使用するのにあっている人数があります。
一般的に大人数に対応できる道具になればなるほど持ち運びの荷物としてかさばるようになるので、ちょうどよいバランスを見極めることが重要です。

失敗例:SOTOステンレスダッチオーブン12インチ

ダッチオーブンは調理器具の一種で、重量感のある蓋付きの鍋のような形をしています。

鍋としてはもちろん、閉めた蓋の上に炭を乗せつつ、上下から熱する使い方ができるので、その名の通りオーブンのような料理ができるようになります。

SOTOのステンレスダッチオーブン12インチはダッチオーブンとしてはとりわけ大型のサイズで、大鍋料理で言えば10数人分は作れてしまうほどです。

筆者は元々使っていた別メーカーのダッチオーブンが壊れたことをきっかけに買い替えを検討します。

当時は大人数でのキャンプをする機会が多かったので、8-12インチのサイズ展開のなかどうせなら大きいものをと12インチを選びました。

結果として、12インチの購入は後々後悔することになりました。

なぜなら、大人数でキャンプする機会よりも、少人数でキャンプする機会のほうが段々と多くなり、12インチの巨大ダッチオーブンを持て余すようになってきたからです。

12インチダッチオーブンは7kg程度あるため、1〜2人用の料理をするために持ち歩くのも非効率です。

8インチか10インチにしとけばよかった・・・

このようにキャンプで使う人数が変われば、道具も適切なものが変わります。

使い方として大は小を兼ねることもできますが、持ち運びの労力が自然と増えるため長く使い続ければだんだんと持て余してしまう可能性もあります。

自分のキャンプが主に何人でやるものなのかをよく吟味して、道具を選びたいですね。

余談

ダッチオーブンの醍醐味である炭火料理も、焚き火の薪とは別に炭を準備する手間を惜しんであまりやらなくなってしまいました。

こちらは筆者のキャンプスタイルがゆったりと料理時間を楽しむキャンプから、手早く料理を済ませて他の時間を楽しむキャンプに移り変わったという理由があります。

使う人の身体や性格に合っていないキャンプ用品を買った失敗例

椅子やテーブルなど、キャンプの家具にあたるような道具は自分の身体や性格にあったものにすることをおすすめします。

特にキャンプ中はほとんどの時間を椅子に座って過ごすことになるので、道具選びに不満があるとふとしたときに気が向いてしまってキャンプに集中できないことに繋がりかねません。

失敗例:座面が木製のローチェア

キャンプで使うアウトドアチェアの主流はローチェアです。

ローチェアは座面が低い椅子の総称で、

  • 深く腰をおろして頭上の空間が広がるため、開放的でリラックスできる
  • 一般的にコンパクトに折りたたみやすい物が多い
  • 価格が比較的安め

といったメリットがあります。

アウトドアチェア以外のアウトドアテーブルといった他の家具類も、ローチェアに座ることを想定したものが多く流通しているので、ローチェアにしておけばキャンプ用家具類の選択肢が広がるという点も魅力。

筆者もゆったりと腰をおろしてリラックスできるローチェアを気に入り、マイ道具として使っていました。

以前使っていた椅子からの買い替えを検討していたときに目に入ったのが、木材を素材にしたローチェアでした。

デザインもよく、価格も手頃であったので、ローチェアの魅力だった座り心地を期待して購入しました。

椅子の骨組みが木材になる分、金属パイプを使った椅子よりもかさばって重くなることはわかっていたので、その点についても割り切って購入したつもりです。

ですが結果として、このローチェアは数回使ったのみですぐに使わなくなってしまいました。

なぜなら座面が木材になっているため、長時間座っているとお尻が痛くなってしまったからです。

ローチェアは深く座り込む分、腰を浮かしてお尻の場所を調整するのはちょっと大変です。

なので硬い座面だと、だんだんと座面がお尻に食い込み、長時間に及ぶと痛い感じがしてきます。

色々と使い方を工夫してみて、最終的にクッションを置いてその上に座るようになりました。

それでもクッションがズレるのを直したり、いちいちクッションを持ち歩く手間が必要になります。

デザインの良いローチェアを使う満足度が段々と失われた結果、
超コンパクトかつ座面が布張りでお尻が痛くならないHelinoxのチェアワンに乗り換えることになります。

オススメ!

上記で商品リンクはご紹介しますが、実際にはアウトドア用品店などで実際に座ってみて決めるのを強くオススメします!

このように、自分の身体とあっていない道具を選んでしまうと、最終的にそれがストレスとして我慢できなくなって使わなくなってしまう可能性があります。

キャンプチェアは特に長時間座りがちなものなので、購入時は店頭で試す、もっと言えばキャンプ用品レンタルサービスなどで試しに使ってみて買うくらいがちょうどよいです。

Helinoxチェアワンも実は欠点が多い?

Helinoxチェアワンも、総合的に満足していますが、実はイマイチに感じている点があります。

それは

  • 軽すぎて、椅子から離れるとすぐに風で倒れる
  • 椅子の足が細く、ぬかるんだ地面だとズボッとめり込む
  • 背もたれにもたれて使う構造のため、身体を起こして作業するにはちょっと使いにくい

といった点です。

ものすごくコンパクトになるといった唯一無二の特徴があるため使わなくなることはなさそうですが、
さらなる快適を求めだすときっと次は別のものを購入する予感がしています。

壊れやすい素材を使った物を買った失敗例

壊れやすい素材のキャンプ用品は、細心の注意をはらって使う必要があります。

キャンプ用品は持ち歩いたり、屋外のハードな環境で使われたりするため、それでもうっかり壊してしまうこともあるからです。

失敗例:カセットコンロ用に買ったセラミック製のゴトクアタッチメント

ゴトクのアタッチメントは、コッヘルやシェラカップのような底面が小さい調理器具に火をかけるためにものすごく便利です。

カセットコンロはキャンプで非常に便利に使えますが、備え付けのゴトクの形が決まっているため、乗せる調理器具によっては安定感がなくて使っててストレスフルになってしまいます。

悩める筆者がにAmazonで見つけて思わずポチったのが、セラミック素材(焼き物)でできた小さめのゴトクです。

小さくてかさばらないためカセットコンロと常に一緒に持ち運べて、使う調理器具に気を使う必要が無くなるため大満足でした。

でもある時キャンプ場でいつものようにゴトクを取り出して使おうとしたところ、割れていることに気づきました。

カセットコンロのケース内に雑にゴトクをしまっていた筆者の怠慢ではありますが、重宝していただけにかなりショックでした。

その後ゴトクの素材がセラミックだった事が良くなかったと思い直し、金属製のゴトクを買い直しました。

オススメ!

金属製だとかなり丈夫で筆者のように扱いを雑にしても割れないのでゴトクアタッチメントをお探しの方にはおすすめです。

このようにキャンプに使う道具の中には素材の強度的に扱いに慎重さを求められるものがチラホラとあります。

そうした物を買う前には、使っているシーン以外にも持ち運びや保管時などあらゆるタイミングで壊さないよう気をつける必要があることをイメージするとよいですね。

【初心者向け】キャンプスタイルによって買ってはいけないものは変わる?

キャンプを始めるにあたり、どんなスタイルで楽しむかはひとそれぞれです。

ですがそのキャンプスタイルに応じて、必要な道具や準備が大きく変わってきます。

考慮すべきスタイルの要素には以下があります。

  • キャンプする人数
  • キャンプする頻度
  • キャンプする際の移動手段

それぞれの事情を踏まえてどう選んでいけば良いのかを一つずつ掘り下げてみましょう。

ソロキャンプvs.グループキャンプ:道具選びの違い

1人でやるソロキャンプと複数人でやるグループキャンプでは、選ぶべき道具が大きく異なります。

ソロキャンプでは、軽量でコンパクトな道具が重宝されるのに対し、グループキャンプではみんなが一緒に使えるサイズや機能の道具を選ぶ必要があります。

例えば、ソロキャンパーは一人で設営可能な小型テントや一人分の食事が作れる小さい調理器具を選ぶでしょう。

一方、グループキャンプでは、グループ全員が寝られる大型テントや大人数分の食事を一度に調理できる大きな鍋やフライパンが求められます。

一見、グループキャンプで大きな道具を選ぶ方がコストがかかりそうですが、実際には人数分の複数の小型道具を購入するよりは、一つの大型の道具を共有する方が経済的であることも多いです。

結論として、ソロキャンプとグループキャンプでは、求められる道具のサイズや機能が異なるため、目的に合った選択をすることが重要です。

キャンプの頻度:どの道具にお金をかけるか

キャンプの頻度に応じて、どの道具にお金をかけるかは変わってくるでしょう。

理由としては、不定期に行うキャンプと頻繁に楽しむキャンプでは、必要な道具の耐久性や品質に大きな差があるからです。

例えば、毎年1,2回のキャンプをするだけなら、手頃な価格で基本的な機能を備えたアイテムで十分ですが、毎月やそれ以上の頻度でキャンプをする場合は、耐久性が高く、機能性も充実した高品質な道具が必要になります。

食器を例にすると、頻度が少なければ100均で使い捨てのお皿やカトラリーを買うのもアリだとおもいます。でも長く頻繁に使っていくのであれば、丈夫なものが欲しくなりますよね?

しかし、頻度が少ないからといって、なんでもかんでも品質の低い道具を選ぶことはおすすめしません。

たとえばカセットコンロはキャンプに持っていけば便利ですが、全く馴染みのないメーカのコンロが安売りしていたとしても、ガス漏れや火のトラブルなど安全上のリスクを考えると安易に手を出すのはやめたほうが無難でしょう。

参考; 日本国内でのカセットコンロには安全の証明として製品上にPSLPGマークが表示されています。

結論として、自分がどのくらいの頻度でキャンプするのかを相談しながら、自分のキャンプスタイルに適した道具を選ぶべきです。

もしとにかくキャンプをお試ししたいということであれば、安全や快適重視でお金をかけるべきところにはキャンプ用品レンタルサービスなどを活用し、足りないものは100金などで安価なキャンプ用品をさがしてみるとよいでしょう。

キャンプ用品のレンタルサービスについて気になる方は、キャンプ用品レンタルのおすすめ4選|初心者は気楽にキャンプを始めようの記事を合わせて読んでみてください。

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キャンプへの移動手段に応じた適切な道具選びが重要です。

なぜなら、道具を持ち運ぶ容易さと最大の荷物量が大きく変わるからです。

例えば、車でのキャンプなら、重いテントや大型のクーラーボックスも運ぶことが可能です。

一方、徒歩や公共交通機関を利用する場合は、軽量でコンパクトなテントや寝袋、調理器具を選んですべて自分の手で運ぶ必要があります。

気になる道具を全部揃えて豪華なキャンプをしたいと考える方もいるかもしれませんが、それにはまず移動手段が最大のボトルネックになります。

車にどの程度の荷物を詰めるのか、また徒歩の場合はどの程度の荷物を自力で運べるかを最初に頭に入れて置けるとよいでしょう。

移動手段を気にせずに大型の道具を使ってキャンプをしたいという場合には、ネット予約可能で全国のキャンプ場にキャンプ道具を届けてくれる手ぶらキャンプのサービスを利用してみるのがおすすめです。

手ぶらキャンプについては、hinataレンタル口コミします|キャンプ歴15年が使って分かったサービスの実際を徹底レポートにて詳しく解説しています。気になる方はぜひ読んでください。

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初心者でも高価なキャンプ用品を買うべき?

初心者のうちから無理に高価なキャンプ用品を買う必要はありません。

なぜならキャンプ経験を重ねていくうちに自分にとって本当に必要な道具が見えてくるからです。

実際に筆者はキャンプ道具を揃え始めてから買いなおした道具はそれなりにあります。

買い替えを想定して初期費用は抑えめにしておくのもひとつの選択肢になります。

耐久性や性能を考慮すれば高価なアイテムを選ぶのが一番合理的に見えるかもしれません。

でも本記事でお伝えしてきたようにキャンプ道具は買ってみて初めて「思ったのと違った」と気づくことも非常に多いです。(初心者のうちはなおさら)

まずは基本的なものから始め、徐々に自分のキャンプスタイルに合ったアイテムを選ぶのが確実です。

キャンプ初心者が最初に揃えるべき道具は?

最初に揃えるべき道具は、

  • テント・タープ・シェルター
  • ペグとペグハンマー
  • 寝袋とマットレス
  • 照明
  • イス・テーブル

などです。

詳しくは【ホントにそれ要る?】キャンプで最低限揃えるもの一覧|ゼロから揃える初心者向けに解説にて解説していますので合わせて読んでみてください!

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キャンプ用品のブランドにはこだわった方がいいの?

初心者向けという意味では、名の知れた国産メーカーのブランドを選べば道具選びの間違いはないでしょう。

なぜなら日本人の好みや国内の自然環境を熟知した上でモノづくりをしているメーカーが多いからです。

当然初心者の使いやすさにこだわった商品も多く、品質的にも後悔をすることは少なくなります。

あくまで一例ですが、以下のメーカー・ブランドはおすすめです。

  • SnowPeak(スノーピーク)
    値段に見合ったハイエンド品質を提供するキャンプ用品総合メーカー。
  • LOGOS(ロゴス)
    思わず目を引くキャッチーなデザインが印象的なキャンプ用品総合メーカー。
  • CAPTAINSTAG(キャプテンスタッグ)
    求めやすさと品質のバランスを突き詰めているキャンプ用品総合メーカー。
  • DOD(ディーオーディー)
    カマボコテントをはじめ直観的な商品名かつ尖った製品を出すキャンプ用品総合メーカー。
  • ogawa(オガワ)
    職人品質を掲げてテントやタープ、シェルター類を半世紀以上作り続ける超老舗ブランド。
  • UNIFLAME(ユニフレーム)
    バーナーや焚き火台、焚き火テーブルなど手堅い品質で提供するキャンプ用品総合メーカー。
  • SOTO(ソト)
    着火器具やバーナー類、金属製の小物類などを手がけるキャンプ用品総合メーカー。
  • Iwatani(イワタニ)
    キャンプ向けカセットコンロも展開する言わずと知れたカセットコンロメーカー。

こうしたメーカー以外のブランドや海外製ブランドが必ずしも低品質でおすすめできないわけではありません。

全く無名の会社の商品であっても、コストパフォーマンスに優れた良質なものが存在することは事実です。

ただし初心者が事前情報なしに購入することは商品選びの失敗を避けるためにはおすすめはしません。

気になる商品を買う場合には少々リスクがあることを意識しておきましょう。

冒険心や開拓精神で割り切って買うならキャンプの楽しみ方のひとつとしておすすめできます!

まとめ

当記事では以下内容について解説しました。

キャンプ初心者でも正しい道具選びをすることで、機能性や使いやすさを十分に考慮し、キャンプを快適かつ楽しいものにすることができます。

価格だけでなく、機能性や自身のキャンプスタイルを理解して選ぶことが失敗を防ぐポイントです。

不要な失敗を避け、快適なキャンプ体験を実現させるために、ぜひこの記事の内容を参考にしてくださいね。

以上お付き合いいただきありがとうございました。

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