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【あなたは大丈夫?】雨天キャンプの最悪の経験|後悔しないための対策5選

こんな疑問をお持ちのあなたに

  • 雨の中でキャンプするのってつらくないの?
  • 今週末にキャンプの予定があるけど雨予報で憂鬱
  • 雨の中キャンプする場合に何か気を付けるべきことはあるかな?

こんな疑問やお悩みにお答えします!

せっかくのキャンプの日に雨が降る気配がしてくると、思わず気も沈んでしまいますよね。

筆者もキャンプは15年以上の経験がありますが、雨というワードを聞くと、手放しで喜べないというのがリアルな感覚です。

でも雨に対するマイナスな感情は、雨キャンプの実際と、適切な対策を知っておくことでじつは乗り越えられる可能性があります。

そこでこの記事では、雨キャンプでのとある最悪な体験談と、それを経験してもなおキャンプを続けている筆者の雨との向き合い方についてご紹介します。

この記事でわかること

  • 筆者のリアルな最悪な雨キャンプの体験談
  • 雨キャンプをする場合にできる具体的な対策
  • 雨キャンプを乗り越えた先にあるメリット

この記事を読んで雨のキャンプの実態を知っておくことで、
自分が雨キャンプをすべきかどうかの判断や、色んなマイナスの感情を乗り越えてキャンプを楽しむことができるようになるでしょう!

ぜひ読んでください!

二度としたくない雨天キャンプの最悪体験

まずはこれまでで1番辛かった雨の中のキャンプについて筆者の体験談をお伝えします。

結論として、雨の日は万人がキャンプを楽しむのは難しいかもしれません。

筆者はとある北海道での野外ロックフェスでずぶ濡れキャンプ体験をしました。

ひたすら楽しいはずのイベントも雨で集中できず、過酷な思いをする羽目になりました。

筆者が雨降りキャンプの中でどんな経験をして、どんな感じ方をしたのかのリアルをお伝えします。

>>今すぐ雨キャンプの対策を知りたい方はこちらからジャンプ

2泊2日のキャンプフェス:北海道の地で雨に打たれ続けた過酷体験

2017年の夏、筆者は北海道で開催されたロックフェス:ライジングサンに参加しました。

ライジングサンは日本4大フェスのひとつで、超広大な会場内でキャンプすることができるキャンプ型音楽フェスとしても有名です。

筆者はキャンプできるという点に惹かれて迷わず参加することに決めました。

ライジングサンは全3日間の開催で、
1日目は昼から夜、
2日目が昼から3日目の明け方にかけてオールナイトというタイムテーブル。

このうち、2日目の早朝から3日目の朝にかけて雨が降り続きました。

雨はポツポツといった程度の強さから、降水量10ミリ弱の強めのシーンなどまちまちだった記憶があります。

筆者の利用したキャンプサイトは会場内のメインステージ脇の原っぱに小さな区画を割り当てられた場所で、キャンプ道具を持ち込んで自由に設営するスタイルでした。

キャンプ道具はすべて自前で準備する選択をしたため、普段しているキャンプと同様に雨がふる想定もしながら準備をしました。

初めてのキャンプ型フェス参加かつ、本州から北海道への初遠征ということもあり、
当時は筆者なりに雨天はもちろんのこと色んな事態を想定しながらかなり気合を入れて準備した記憶があります。

飛行機で運べない分のキャンプ道具は事前にフェス会場に送っておくなど、入念な対応をしました。

ですがそんな気合むなしく、初日に起きた想定外の事態と筆者がしてしまったとある判断ミスにより、その後の体験が過酷なものになってしまいました。

筆者の経験した想定外とその後の判断ミス、それによりどう嫌な思いをしたのかを引き続き解説します。

1日目:キャンプするために準備したテントもタープも使えないハプニング

キャンプでは、テントやタープなど、雨が降っても逃げ込める場所が必要です。

でも、筆者は適切な設営タイミングを逃してしまいました。

その最大の理由は、1日目にキャンプフェス会場で受け取るためにあらかじめ送ったキャンプ道具を現地で受け取れないというハプニングが起きたことでした。

事前発送した荷物はフェス会場内の仮設郵便局の営業時間18:00までに受け取る必要があります。

当日昼に北海道行きの飛行機が出る都合で会場入りは夕方となるが、何とか間に合う予定でした。

現地でレンタカーを借りて何とか営業時間中に会場に到着したものの、運悪く4つの想定外が積み重なりました。

  • 会場駐車場が混みすぎてなかなかレンタカーを駐車できなかった
  • 同行者がレンタカー道中に寄った店で財布を置き忘れて別行動で取りに戻った
  • 同行者不在のためキャンプ道具を自分1人で運ぶ事になった
  • 会場が広すぎて駐車場から会場内の郵便局まで歩いて30分以上かかった

結果的に、仮設郵便局についたころには営業時間を超過して受け取りはできませんでした。

テントやタープを使えないので、1日目は会場を出て駐車場に停めたレンタカー内で車中泊することに。

唯一同行者の財布が戻ってきたことは救いです。

2日目:とある判断ミスが雨キャンプの最悪さを引き立てることに

一夜が明けたあと、2日目は朝から雨が降り続いていました。

会場の郵便局で無事荷物を受け取り、自分たちに割り当てられたキャンプサイトに向かいます。

テントもタープも使える状況になりましたが、ここでとある考えからタープのみを設営することに。

その理由は、キャンプフェスの2日目はほぼオールナイトでの開催になるため、眠る環境としてテントは要らないのではという発想からでした。

フェス開催中はキャンプサイトの周辺に複数あるライブステージをめぐり続けるため、ほとんどキャンプサイトで過ごす時間もありません。

なにより設営に時間をかけて肝心のライブを楽しむ時間が削られることも気がかりになり、簡易的にタープだけ張ろうという結論をだしました。

結果的にこの判断をしたことが、後々の自分たちの首を締めることになりました。

会場で過ごすうちに色々と起こった最悪なことは、時系列準に以下にまとめます。

  1. 降り続ける雨にさらされて、靴の防水加工を貫通して靴下が濡れる
  2. ポンチョを着ていても、体に当たり続ける雨と湿気で服の中まで濡れる
  3. 濡れた服を着替えるテントは設営していないため、体が濡れたまま過ごすはめに
  4. 夏場とはいえ体が冷え、友人がお腹の調子を壊した
  5. 体調をくずしたことで、友人はお目当てのアーティストのライブに参加できなかった
  6. 根性で会場を歩き回りライブに参加し続けるも、体力が尽きてくる
  7. オールナイトのつもりが、深夜12時を回るころの休憩から腰が上がらなくなる
  8. タープの屋根一枚のキャンプサイトで横雨にさらされ続ける
  9. 朝から晩まで体が濡れ続けた結果体力の限界が訪れ、居眠りする
  10. メインステージの大トリは聞きに行くことができず、フェスが終わる

フェスの終わり際、
自分のキャンプサイトで縮こまりながら、ほんのり届いてくるメインステージの音楽を聞いて悔しさがこみ上げてきました。

そもそもがかなり過酷な環境で、準備万端であっても無事でいられたかはわかりません。

でも、自分の準備不足や判断ミスがなかったら、もっと楽しめたのではという感覚で会場を後にしました。

結論として、お目当てのアーティストのライブに参加できたりとフェスの内容自体は楽しくて最高な思い出にはなったのですが、

降り続く雨に対しての対策や判断ミスによって、無駄に過酷な思いをすることになりました。

そうした経験から雨キャンプに対しては

やればできなくはないが、好んでするものではない。

余裕を持って楽しむためには様々な準備が必要。

という感覚を持つようになりました。

キャンプの雨で最悪な思いをしないためにできる対策5選

キャンプの雨はできるだけ降ってほしくはないですが、自然の中での遊びなのでどうしても雨に降られてしまうことはあります。

そんな時はどうすればよいのでしょうか。

キャンプの雨で最悪な思いをしないためには、適切な準備と当日の判断が重要です。

以下に解説します。

雨キャンプ対策その1:出発前にできること

キャンプの出発前には、以下のような対策を行うことでキャンプでの雨の最悪体験を避けることができるでしょう。

ポイントは3点です。

  • 天気予報をこまめに確認する
  • 天気に関わらず雨具は常に準備する
  • 雨向きのテントやシェルターを準備する

これらの対策を事前に準備しておくことで、キャンプでの雨の影響を最小限に抑えることができます。

ポイント1:天気予報をこまめに確認する

とにもかくにも天気予報を確認しましょう。

大雨や台風など、避けられる天災は確実に避ける必要があります。

キャンプする現地の天気を調べた上で雨装備を手厚くするかどうかを決めていきましょう。

ただし本記事の以降の内容を読んでも自分なりの雨対策のイメージが湧いてこなければ延期するのも一つの手段です。

せっかくのキャンプの予定だとしても、無理して大変な思いをしては台無しになってしまいます。

ポイント2:天気に関わらず雨具は常に準備する

雨が降らない予報だったとしても雨具は何かしら準備していきましょう。

キャンプ場がある自然深い場所では天気も変わりやすく、晴れの予報でもにわか雨に降られることはよくあります。

おすすめは以下のいずれかです。

  • 防水性のあるアウターを着ていく
  • 上下揃いの大きめのレインウェアを持っておく
  • アウターの上から羽織れるレインポンチョを持っていく

とにかく傘など手がふさがりがちな雨具よりも、着るタイプの雨具を選ぶのがポイントです。

雨具は風を遮るものがほとんどなので、寒い日に羽織って寒さ対策に使うこともできるので一石二鳥になります。

その他には、防水スプレーを買っておいて、くつやアウターなどに防水加工をしておくこともおすすめです。

ポイント3:雨向きのテントやシェルターを準備する

ややお金がかかりますが、雨向きのテントやシェルターの準備はかなり有効な手段です。

雨の日は、屋根と壁のあるリビングスペースを作る事で快適になります。

リビングスペースを作るためには以下のタイプのテントやタープを揃えるのがおすすめです。

  • 横壁のあるスクリーンタープ
  • 横壁のあるシェルター
  • リビングスペース付きのツールームテント

これらには屋根だけでなく横壁があるので、横から吹きつける雨からも守ってくれます。

雨のためだけに買うのがもったいない!という場合には、キャンプ用品のネットレンタルで手早く調達することもおすすめです。

キャン用品のネットレンタルは自宅やキャンプ場で受け取れるため、気軽に使えます。

例えばレンタル大手のhinataレンタルでは以下のものがレンタルできます。

雨の日おすすめツールームテント

アーストリッパー2
レンタル価格 : 5500円~
ソロ用で前室が広いため、十分なリビングスペースになります。

今すぐ確認する!

※最新情報はリンク先ページにてご確認ください

雨の日おすすめツールームテント

タフスクリーン2ルームハウス
レンタル価格 ; 10000円~
4人で使える広々した2ルームテント。
ファミリーや友達同士など手広く使える。

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※最新情報はリンク先ページにてご確認ください

このようなツールームタイプのテントを借りておけば、

キャンプ中の雨に濡れる不安やストレスをかなり抑えることができますよ!

キャンプ用品レンタルが雨の日におすすめできるもう一つの理由

キャンプ用品レンタルサービスには、雨キャンプで誰もが経験する嫌な作業を避けられるというメリットがあります。

そのとある作業とは、雨キャンプの後のテント類の乾燥工程です。

キャンプで濡れてしまったテント類をそのまま放置してしまうと、テント類に臭いやカビがつく原因にもなります。

基本的には避けて通れないけど、ものすごく手間と時間のかかる作業ですよね。

テントやシェルターをレンタルにしておけば、雨キャンプでテントやシェルターがびしょ濡れになってしまっても、ビニール袋などに包んでそのまま返却できます。

プライベートが忙しかったり、キャンプ道具のメンテナンスで煩わしい思いをしたくない人には、かなりおすすめです!

雨の日利用がおすすめなキャンプ用品レンタルサービスに興味がわいた方には、
こちらの”キャンプ用品レンタルのおすすめ4選|初心者は気楽にキャンプを始めよう”の記事もおすすめです。
合わせて読んでみてください!

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雨キャンプ対策その2:設営時にできること

設営時には、3つの視点で雨対策をします。

  • 設営のポイント1:場所対策
  • 設営のポイント2:リビングスペースの雨対策
  • 設営のポイント3:テントの雨対策

設営のポイント1:場所対策

テント設営する場所は水はけの良い場所にします。

万が一水たまりになる場所を選んでしまえば、場所以外の雨対策が完璧だったとしても、水没して不快な思いをする可能性が高いです。

雨が降るまえに水たまりになりがちな場所を判別するには、地面を観察して水のあとや枯れ草などが不自然に固まっている場所がないことを確認します

設営のポイント2:リビングスペースの雨対策

タープやシェルターなど、雨よけになるものをテントとは別に設営しましょう。

キャンプの睡眠時間以外のほとんどはテントの外で過ごすことになるため、その拠点となるリビングスペースはかなり重要です。

タープやシェルターを追加してリビングスペースを作ることで、雨を避けて快適に過ごすための場所を作ります。

おすすめは雨キャンプ対策その1:出発前にできることで紹介したような壁のあるタイプを選ぶことですが、
ヘキサタープやレクタタープなど屋根のみのタープを使う場合には、できるだけ屋根は低めに設置する事で横から雨が入り込むことをふせげます。

雨キャンプでは、自分の持つ屋根をフル活用してどうリビングスペースを配置するかをイメージして準備してみてください!

設営のポイント3:テントの雨対策

テント雨対策として、テント下にグランドシートを敷いておけると良いです。

グランドシートを使えば、テント下の地面からテント内への浸水を防げます。

テントとセット売りされていることもありますが、もしない場合には、テントの面積よりも一まわり小さいものを選ぶことが重要です。

無駄に大きすぎるグランドシートは、逆に雨を引き込んでテント内への浸水を引き起こす原因になりかねません。

安い物や、100均で手に入るようなブルーシートでも十分効果はあるのでテントとグランドシートのサイズ感にだけ気を付けて選んでみましょう。

テント自体の防水性が不安な場合は、タープ下にテントを張るようにすることでテントの防水性を高める事ができます。

雨キャンプ対策その3:キャンプ中にできること

キャンプ中にもし雨が降りそうだなと感じたら、まずは雨雲レーダーを確認しましょう。

雨雲レーダーはwhether Newsをはじめとした天気予報アプリのほとんどで確認でき、
アプリ上で直近数時間分の雨雲のうごきをチェックする事ができます。

おすすめアプリ

なかでもWindyは5日程度先の雨雲予測まで見ることができるため、先々の予定を見るためには最適です。

Windyのスマホアプリ画面 課金なしで5日くらい先まで見れる
Windy.com - 天気とレーダー
Windy.com - 天気とレーダー
開発元:Windyty, SE
無料
posted withアプリーチ

雨雲レーダーでこれからふる雨が局所的・一時的なものなのかが分かるので、その後の雨対策の参考になります。

一時的な雨であれば、状況に応じて車の中やキャンプ場内の屋根のある場所、自分のテント内などに避難する事で雨やどりすれば無駄に濡れることを防げます。

長めに雨が降り続く事が予想されたら、テントやタープの雨対策を強化すると良いでしょう。

雨キャンプ対策その4:就寝前に確認する事

就寝前、夜中に雨が降ることが予想されるなら、就寝中の対策をしておくと良いです。

夜中に雨が降り続いた場合には、思わぬ事態を引き起こすことがあります。

例えば思った以上の降水量になった場合には、雨の重みでタープが倒壊したり、テント内に浸水してきたりといったことがありえます。

そうした事態に備えて、具体的には以下のことができます:

  • くつは濡れないようテント内にしまっておく
  • 小物類は車の中やテント内にしまっておく
  • 寝袋などの寝具を湿気から守るため、シュラフカバーで覆う
  • テント内にいつでも使える雨具を準備しておく
  • テントやタープの上に水がたまらないよう対策しておく
  • テント周辺に水たまりができないよう対策しておく
  • 夜中の天気予報をチェックしておく

これらの対策をしておけば、就寝中に雨が降ってきても落ち着いて対応でき、夜の不安を避けることができます。

特に気をつけたい次の2点については更に詳しく解説します。

就寝前の重要チェック1:テントやタープの上の水たまり確認

テント上やタープ上に、水の受け皿になるような平坦な場所や、たるみが無いかをチェックしましょう。

テント上やタープ上にできる水たまりはかなり重たくなるので、重みで倒壊や破損を招く可能性があります。

そんな場所を見つけたら、どこか1箇所を紐などで引っ張って地面にペグ固定することで、水の抜け道を作っておきます。

これにより水たまりを防いで夜中も安心して寝ることができるでしょう。

就寝前の重要チェック2:テント周辺の水たまり確認

テント周りに水たまりができていないかをチェックしておきましょう。

設営時にできることで解説したとおり水はけのいい場所を選んでおけばよっぽど大丈夫ですが、
ときにはそれでも水たまりの中にテントが入ってしまうことがあります。

そんな場所の場合には、夜中雨が降り続いた場合にテント内に水たまりから浸水してしまう可能性があります。

2~3cm以上の水たまりになるようならテントを移動するか、テント泊は諦めて車中泊などに切り替えたほうが良いでしょう。

雨キャンプ対策その5:撤収時にできること

雨の中での撤収は面倒で気向きしないものですが、しっかりと準備をしておけば気が楽になります。

最大の悩みは、濡れたテントやタープをどう乾かすか、ということでしょう。

晴れた日であればその場で乾燥させて畳んで持ち帰るのがベストですが、雨の日であればそれも難しいでしょう。

そんなときは、大きめのビニール袋を準備して、濡れた生地部分だけをしまってしまいましょう。

テント類はその場で乾かさなくても、持ち帰ってから家や公園などで干すこともできます。

カビ防止のためになるべく早く乾かすことが理想ですが、大型テントなどで家で広げることが難しい場合には最悪翌週のお休みなどに持ち越しても意外となんとかなります。

もし自分でやる時間がないけど大切なテントにカビが生えるのが困るという場合には、テント乾燥サービスを活用するとよいですよ!

>>ソトリストのテント乾燥サービスを見る

水が漏れないようビニール袋などに包んだ状態にさえできれば、キャンプの帰りにコンビニから発送することで最速で乾燥メンテナンスをしてもらえます。

預けたテント類は掃除もしてもらえるので想像以上にキレイになって帰ってくるおまけ付き!

雨の日の撤収は、余計なストレスがかかるものですが、紹介した方法で撤収作業を短縮できるようになれば、雨降りの中でもかなり気が楽になりますよ!

【最悪なだけじゃない】雨キャンプのいいところ3選

雨キャンプは嫌な思いをするかもしれないし、対策もたくさん必要だし、と悪いところばかりを紹介してきました。

ですが、雨キャンプに行くというハードルを乗り越えた先には悪いことだけが待っているわけではありません。

ここでは雨キャンプをする際のメリットを筆者の経験をベースにご紹介します。

ざっくり3点いいところがあります。

順番に紹介しますね。

いいところその1:雨が降る日はキャンプ場が混雑しにくい

雨が降る日はキャンプ場が混雑しにくいです。

なぜならこれまで説明してきたように雨天時のキャンプは難しく、敬遠する人が多いためです。

例えば、晴れた週末では予約が取りにくい人気のキャンプ場でも、雨が予報されていると空きが出やすくなります。

なので雨が降る日は、静かなキャンプを望む人にとって実は理想的なんです。
自然の中で静寂を楽しめるチャンスが増えるため、通常よりもリラックスした時間を過ごせることもあります。

「雨の中ではキャンプの楽しさが半減する」と思われがちですが、本記事で紹介した雨対策を実践して雨キャンプに自信がついてきたら、雨でもそれなりに楽しむことができるようになります。

天候に左右されず、あえて雨天のキャンプを選べるようになれば、人混みを気にすることなくのびのびとキャンプすることができるかもしれません。

いいところその2:嫌な虫との遭遇率が下がる

雨キャンプでありがたい点のひとつに、嫌な虫との遭遇率が下がることが挙げられます。

その理由は、雨が降ることにより多くの虫たちが活動を控えるからです。

例えば、晴れた日によく見かける蚊やハエなどは、湿度が高く涼しい雨の日には姿を消しやすくなります。

もちろん、すべての虫が雨で姿を消すわけではないですが、筆者の実感としても雨天時のキャンプでは虫に悩まされることは体感的にかなり少なくなります。

雨キャンプは人も大変だけど虫にとっても大変な環境。

そんな中でキャンプできるならきっと虫嫌いの人にとってはかなり理想的な環境になるでしょう。

いいところその2:雨キャンプのあとは温泉が最高

雨キャンプのあとは温泉が最高です。

雨で身体が冷えたり、疲れたりしてもその分お風呂が気持ちよく感じられます。

筆者はキャンプ後にお風呂に入って帰宅することを定番にしています。

そんなとき、何事もなく平和に終わったキャンプよりも、
雨キャンプを乗り越えたあとに入ったお風呂のほうが強烈な快感として記憶に残っています。

実は冒頭で紹介させていただいた雨のキャンプフェスでの最悪体験のあとには、
その足でスーパー銭湯に向かったという後日談があります。

雨に降られてマイナスだった感情が全部洗い流されて、

大変な状況だったけど参加できてよかった!

とものすごい充実感と達成感に包まれました。

そもそも雨の中で大変な思いをする必要もないだろうに、と感じる人もいると思います。

もちろん、無理をして雨の中でキャンプする必要はありません。

温泉が好きな方であれば、キャンプの雨というマイナス要素はあとから温泉で十分打ち消すこともできるという理解でOKです。

万が一雨キャンプに遭遇して濡れたり寒い思いをしたりしたとしても、その日のうちに温泉で嫌な思い出を洗い流してしまえばきっと最高の思い出として残りますよ!

よくある質問と回答

キャンプの前日に雨が降ったらどうすればいいですか?

キャンプの前日に雨が降った場合、当日は雨がやんでいたとしても雨の影響が残っているかもしれません。

具体的には、地面のぬかるみや水たまりができて思わず敬遠したくなる環境になっている可能性があります。

そんなときは、出発前にキャンプ場に電話してみると良いでしょう。

キャンプサイトの状態がどうなっているか聞いた上で、なにか特別な対策が必要かを聞いてみればきっと答えてくれます。

もしキャンプできる状況でないのであれば、心苦しいですが事情を伝えてキャンセルするのも一つの選択肢です。

雨の日キャンプに持っていくといい物は?

雨の日は濡れないように身を守る防水アイテムが欠かせません。

例えば、防水ジャケットやパンツ、レインブーツ、傘、タープなどが基本的なアイテムです。

また、濡れた服や道具を保管するために防水バッグやビニール袋なども準備しておくと便利です。

中でもおすすめはびしょ濡れのテントやタープを突っ込んでそのまま持ち帰れるような大きめのビニール袋です。

厚さ0.05mm 大きさ150Lほどの袋があれば、よっぽどのキャンブ道具は包めるので気兼ねなく濡れたまま持ち帰れます。

撤収時間を短縮して雨に打たれる時間を抑える手段があれば、雨キャンプに向かう足も相当軽くなりますよ!

キャンプ中の雨にどうしても我慢できない時は?

キャンプ中の雨にどうしても我慢できない場合は、無理せず撤収して帰りましょう。

趣味としてのキャンプで我慢をしすぎることはありませんし、

雨の中で濡れて体調を崩してしまっては元も子もありません。

筆者もとある日の遠征キャンプで最初から土砂降りの日がありましたが、やや自分の体調が怪しかったこともあり、キャンプ場にチェックイン直後に急遽中断してホテル泊に切り替えたことがあります。

キャンプ場の費用は勿体なかったですが、それ以上にそのまま続行して体調を崩すよりも良かったと感じます。

雨の中で快適に過ごす装備や方法論が充実してくれば、また前向きに雨キャンプができるようになるかもしれません。

本記事に書いてあるような対策準備を徐々に整えながら、上手に雨と付き合っていけることを願っています。

まとめ

当記事では以下内容について解説しました。

キャンプ中の雨は思わぬトラブルを招きかねないため舐めてかかるのは禁物です。

しかし、しっかりとした雨対策を取れば後悔は少なく、楽しい思い出を作ることも可能です。

未然に雨の日のイメージと対策を取ることで、雨の日でもキャンプを楽しむことができます。

ぜひこの記事を何度も読み返して自分なりの雨キャンプの攻略法を見つけてみてください!

以上お付き合いいただきありがとうございました。

キャンプに興味はあるけど不安や分からないことが多くて挫折しそう。。。という方へ

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