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【冬キャンプ】絶対あったら便利!15年のキャンプ歴が選ぶ最強ギア11選+α

冬キャンプを楽しみたいけど、どんな準備が必要なのか迷っていませんか? 

こんな疑問をお持ちのあなたに

  • 寒さ対策のアイテム選びが不安 
  • インフレータマットやシュラフの選び方がわからない 
  • 暖房器具を安全に使う方法を知りたい 
  • 初心者でも楽しめる冬キャンプの方法が知りたい

こんな疑問にお答えします。

冬キャンプは初心者にとって、装備選びや寒さ対策で悩むことが多いものです。筆者も15年前、最初の冬キャンプでは準備不足で寒い思いをしました。でも、適切な装備と知識があれば、冬キャンプは夏以上に魅力的な体験になるんです。

この記事でわかること

  •  インフレータマットから薪ストーブまで、厳選した11品の便利アイテム 
  • 静寂や焚き火など、冬キャンプならではの魅力 
  • 初心者でも安心して楽しめる具体的なノウハウ 
  • 寒さ対策から予算まで、よくある疑問への回答

これを読めば、あなたも冬キャンプの世界へ一歩踏み出せます

ぜひ読んでみてください!

冬キャンプにあったら便利!キャンプ15年経験者が選ぶアイテム11選+α

冬キャンプを快適に楽しむために欠かせない、便利アイテムを紹介していきます。

寒さが厳しい季節にキャンプを楽しむためには適切な装備が鍵となります。

このリストを参考にすると、最低限の装備だけでなく、快適さを求める方にも満足いただけるアイテムを選びやすくなります。

インフレータマット:地面からの冷えをカットする必需品

寒い季節のキャンプで快適に眠るなら、インフレータマットは必須アイテムです。

地面からの冷気は、どんなに暖かい寝袋を使っても体温を奪っていきます。
インフレータマットは、その地面の冷たさを完全にブロックしてくれます。

実際に使ってみると、地面との間に厚みのある空気層ができ、まるで自宅のベッドのような快適さです。

厳冬期のキャンプでも、このマット一枚で寝心地が劇的に変わります。睡眠の質を左右する大切なアイテムと言えるでしょう。

オススメ!

FUTUREFOX ワイド キャンプマット

おすすめ理由は表面がスエード調なこと。スエード調生地は肌触りが良い以外にも実は利点が。

一般的なマットの表面はシャリシャリしてて滑りやすく、シュラフで寝返りを打つたびにズレてストレスに。

でもこのマットなら、シュラフがしっかりと固定され、自宅のベッドのような快適な眠りが得られます。

幅90cmのサイズは1~2人用テントの寝室にぴったり。この1枚で、冬のキャンプの睡眠環境が格段に良くなります。

FLEXTAILGEAR TINY PUMP X 2023

カメレオンマークが目印の手のひらサイズの可愛いポンプ。可愛さとは裏腹にパワフルにマットを膨らませたり空気を抜いたりの2役ができます。

寒い冬のキャンプ場で、息を吹き込んで空気を入れるのは大変です。体力を使うだけでなく、呼気の水蒸気がマットの中で結露の原因にもなってしまいます。

3,000円程度で買える小型エアポンプは、冬キャンプの準備と撤収を楽にしてくれる便利アイテムです。
キャンプの限られた時間でもエアポンプで数分でマットが膨らみます。
またインフレータマットは片付けの時の空気抜きが大変ですが、それも電動で空気を抜けるのでらくちん。

ダウンシュラフ:冬の夜を暖かく包む最強の寝袋

冬のキャンプで最も大切なのは、寒さから身を守って眠ることです。

通常の寝袋と違い、ダウンシュラフは羽毛の優れた保温力で、氷点下の気温でも暖かな睡眠環境を作り出します

氷点下-5℃の夜も、このシュラフのおかげで暖かく快適に過ごすことができました。

高価な投資に思えるかもしれませんが、冬キャンプの快適さを左右する重要アイテムとして、持っておきたい一品です。

オススメ!

NANGA(ナンガ) AURORA light 900DX

言わずと知れたNANGAのオーロラシリーズは、冬の結露するテント内で使っても水が染みない防水タイプ。
ふわふわの羽毛がパンパンに詰め込まれたシュラフに包まれると氷点下の気温であっても薄着で寝られます。
900であれば羽毛量もトップクラス。国内なら大抵の場所で寝られます

欠点は真冬以外はちょっと暑いかもしれないことです。

正直高価すぎる!家の布団より高い!
でも真冬の寒さにへっちゃらなハイスペックさを実感すると投資してよかったと思えます。


ダウンパンツ:マイナー防寒着だけど防寒コスパは最強

ダウンパンツは冬キャンプにおいてすごく便利です。

大抵皆さんは上着のダウンジャケットを着ることが多いと思いますが、
寒がりさんはぜひダウンのパンツを着てみてください。

見た目が気になる場合には、ダウンパンツの上からゆったりしたジーパンなどを履くと、
防寒性も高まるのでおすすめです。

オススメ!

(アローナ)ARONA ダウンパンツ

ダウンパンツは数千円の安価なものでも実用上は問題ありません
このパンツは未使用時は付属の収納袋に押し込んでコンパクトにできるので、寒さ対策の保険として持ち歩くのにピッタリです。

いろり鍋:暖かい食事とキャンプムードの立役者

冬キャンプで食べたいのはもちろん暖かいご飯ですよね。

そんな時はこのいろり鍋がコスパ最強です。

保温性バツグンで料理が冷めにくいし、丈夫なので焚火調理にも使いやすい。

なにより焚火台にこの鍋をくべてる姿は冬キャンっぽさに溢れてたまりません

いろり鍋でおでんやすき焼きなど温かい食事をとりましょう

オススメ!

イシガキ産業 いろり鍋 黒 24cm

いろり鍋を買うならこのお鍋が最大3~4人分の食事をつくるのに手ごろなサイズ感でよいでしょう。

お鍋が丈夫なので買ってから10年弱冬キャンに使い続けてます。

注意として、木製の鍋のふたは使っているうちに壊れてしまうかもしれません。

ふたが壊れて困った時は落ち着いて買い足しましょう。

ユニフレームファイアグリル & FGポットハンガー 2点セット

いろり鍋と親和性ナンバーワンの焚火台はこちらのファイアグリルとポットハンガーのセットでしょう。

ポットハンガーからいろり鍋を吊り下げて調理する。最高に雰囲気あると思いませんか?

ポットハンガーを使った焚き火は楽しさ倍増です

もちろん実用性も十分で、焚火で安定しない火力に対してポットハンガーの鎖の長さを変えれば、料理の火加減も調整しやすくなります。

シェルターテント:冬の環境に快適居住空間を提供

シェルターテントは冬の北風から身を守るのにぴったりです。

壁のある居住空間を作ることができるので、風をシャットアウトし、暖かい空気をキープします。

ワイルドに寒空の下で過ごすのも趣きがあっていいですが、
冬の風に打たれ続けるのが身に応えると感じる人にはおすすめです。

周囲が壁に守られたシェルターは冬場暖かい

後から登場する薪ストーブなどと合わせれば、冬の屋外なのに薄着で過ごせるほど暖かい空間がつくれます。

シェルター内での火気の使用は一酸化炭素中毒や火事に十分注意が必要です。

オススメ!

ogawa(オガワ) ツインピルツフォーク T/C

筆者イチオシのシェルターです。
張り姿がカッコいいだけでなく、コットン混紡生地で火の気にも強いタフさがあるので信頼感が半端ないです。

ファスナーを開けて煙突用の穴を作れば、薪ストーブも組み合わせることができます。

ツインピルツに薪ストーブを設置

テント内のポールが邪魔に感じる人は、二又フレームを使うことで居住空間を広げることができますよ!

大きなやかん:冬キャンプは常にお湯があるとホッとする

冬のキャンプでは、いつでも温かい飲み物を提供できることが大切です。

大きなやかんがあれば、お湯を沸かす回数を減らせるだけでなく、常に熱い飲み物をストックしておけるため、体温管理が楽になります。

1.8L以上の大容量なら全員分のホットドリンクを一度に作れて、食器洗いのお湯も余裕で確保できます。

大き目のやかんは、寒い冬のキャンプを快適にする、意外と便利な相棒になってくれます。

オススメ!

ベルモント(Belmont) ファイヤースクエアケトル BM

この不思議な形のやかん2.8Lとものすごく容量があるだけでなく、
持ち手をたたむことで四角いブロック状になるので収納がしやすいんです。

お湯をジャバジャバと使える余裕と、持ち運びの手軽さを両方手に入れられるこのやかんは超オススメです。


焚火リフレクター:熱と風をコントロールして焚き火を楽しむ必須ギア

寒い冬のキャンプでは、焚火の熱を最大限活用しながら、冷たい風から身を守りたいもの。

焚火リフレクターは、後ろに逃げる熱を手前に反射させるだけでなく、背後からの冷たい風も遮ってくれるため、より効率的に体を温められます。

実際に使ってみると、風を防ぐ効果で火の揺らぎも安定し、熱を均一に感じられるようになりました。
さらに、リフレクターの反射効果で体全体にジワッと暖かさが届きます。

冷えを防ぎながら薪の消費も抑えられる、冬キャンプの快適さを大きく高めてくれるアイテムです。

寒空の下で焚火を楽しむのであればぜひ使ってみてほしいです!

リフレクターがあると焚き火時間により没入できます

オススメ!

ZEN Camps 火護り

このタイプのリフレクターは台形の布をポールとペグで自立させ、焚火を包み込むようにして風を防ぎます。

難燃性素材を使ってるので焚火の火の粉も気にする必要はありません

風を防いでくれる他、自分の前方の視線も切れるので、焚火に没頭できます

薪ストーブ:テント内を暖かい空間に変える心強い味方

冬キャンプで最も贅沢な過ごし方は、テント内で薪ストーブを使うことです。

屋外の焚き火とは違い、暖かい空気が密閉空間に充満することで、まるで山小屋のような居心地の良い環境を作り出します。

マイナス5度の夜も、薪ストーブのおかげでテント内は20度前後をキープ。

防寒着を脱いでくつろぎながら、ストーブの中で揺れる炎を眺めるのは最高です。

安全面に気を配る必要はありますが、冬キャンプの快適さを格段に高めてくれる、最強の暖房器具と言えるでしょう。

オススメ!

ホンマ製作所 フォールディングキャンプストーブ

薪ストーブメーカーのホンマ製作所が作った、折りたためるハイスぺック薪ストーブ

二次燃焼と呼ばれる「煙を燃やしきる」機構を備えているので、少ない薪からたくさんの熱を取り出せます

大きな覗き窓がついていてストーブ内の揺れる炎を目で見て楽しめるのもポイント。

カセットガスストーブ:瞬間的な暖かさをもたらす便利アイテム

冬のキャンプでは、すぐに暖を取れる熱源があると便利です。

カセットガスストーブは、カセットボンベ缶を燃料にスイッチ一つで瞬時に強力な熱を生み出し
テント内や朝の着替えの時など、ピンポイントで暖かさが欲しい場面で大活躍します。

薪ストーブほどの大掛かりな準備は必要なく、手軽に使える暖房器具として、冬キャンプにおすすめです。

テント内での火器の使用は十分に配慮しましょう

オススメ!

イワタニ マイ暖III

安心と信頼の国内ガス機器メーカーのイワタニのストーブです。

カセットボンベがあれば2~3時間暖が取れるので、寝る前や朝の起き抜けなど寒くなりがちなテント内を快適に。

テント内で使う火器なので、ストーブの不完全燃焼、ガス漏れ、転倒などに備えた安全装置を搭載しているのもグッド。
国内老舗メーカーの信頼性が光ります。

食器用の洗い桶:つらい冬の洗い物を天国に

冬場のキャンプで地味につらいのが冷たいキャンプ場の水で洗い物をすること…。

でも食器用の洗い桶を準備しておけば万事解決です。

汚れた食器を洗い桶にためておいて、洗い物をするときはやかんで温めたお湯を桶に入れて洗い場にGOします。

お湯で汚れもスルスルおちるし、冷たい水に触れ続けて指の感覚を失うこともありません

オススメ!

イセトウ(Isetou) ピクニックバスケット

このピクニックバスケットはキャンプ用の洗い桶にピッタリです。

程よく口が大きくて食器を入れやすく、底面には水抜き用の栓があるので食器の水切りにも使えます。

蓋が付いていてキャンプの水回り用品を入れるのにもピッタリだし、その蓋は取り外して足を立てれば簡易テーブルにもなります。

おまけにバスケットは折りたためるので、持ち運び性も抜群。

キャンプギアとしては地味なんですが、実は今回一番おすすめしてます。

雪かきスコップ:雪の降るキャンプ場では必須

雪の降るキャンプ場限定にはなりますが、雪かきスコップは準備した方がよいです。

豪雪地帯であれば雪をどかして叩いて平らな面を作らないとテントが設営できません。

また意外と盲点なのが、暖かい地域でうっすらと積もった雪でも設営前に避けておく必要があること。

キャンプ中には障害になりませんが、設営するころには雪が溶けてテントがびしょびしょになってしまいます。
雪があったらとりあえずスコップで避けるのが無難です。

オススメ!

OMATA 雪かきスコップ

急な雪に備えるために、寒い時期のキャンプでは車に常においておきたい除雪スコップ

でも柄が長くて使いやすいスコップはかさばるのがネックです。

その点このスコップは大きさ十分かつ折りたたみ式なので、車においておくにはピッタリです。

冬キャンプにリピーターが多くなる理由

冬キャンプには、一度体験するとその魅力の虜になってしまう不思議な魅力があります。

例えば筆者はクリスマスの時期に積極的にキャンプしに行きます。

友人を寒い時期のキャンプに連行しても、不思議とまた冬キャンプがやりたいと言ってくれます

なぜ多くのキャンパーが厳しい寒さの中でもキャンプを楽しむのか、それには次の理由があります。

順に理由を解説していきます。

圧倒的な静寂と贅沢な空間

冬のキャンプ場は、まるでプライベートリゾートのような贅沢な空間になります。

夏は家族連れで賑わうキャンプ場も、冬は利用者が激減。その結果、以下のような特別な環境が生まれます:

  • 予約が取りやすい人気サイトを確保可能
  • サイト間の距離に余裕を持てる
  • 虫の声や人の声が少なく、深いリラックスが可能
  • 雪の積もった朝は、世界が自分だけのものに

特に雪上キャンプでは、雪が音を吸収する効果で、いつもより一段と静かな環境に。
普段は味わえない静寂が、特別な時間を演出してくれます。

雪で冷やしたビールとかいかがでしょ?

焚き火体験の質が劇的に向上

寒い季節だからこそ、焚き火本来の魅力を存分に味わえます

冬の焚き火には、夏とは異なる以下のような魅力があります:

  • 火の粉が夜空に舞う様子が幻想的に
  • 暑さを気にせず、炎の近くでくつろげる
  • 火の温もりの有難さを実感

おすすめの過ごし方:

  • ダッチオーブンで調理しながら眺める
  • 焚き火台の周りに椅子を並べて談笑
  • 火を囲みながらの読書タイム

焚き火を見つめていると、時間がゆっくりと流れていくのを感じられます。寒さがあるからこそ、火の温かさが心に染みるのです。

達成感が大きい

寒さという「敵」を上手く乗り越えることで、夏以上の充実感が得られます。

冬キャンプならではの達成感は、以下のような場面で感じられます:

準備面での達成感:

  • 万全の防寒対策で快適に過ごせた時
  • テント設営を手際よく完了できた時
  • 効率的な荷物パッキングができた時

技術面での成長:

  • 寒さに負けないキャンプの生活力がついてきた実感
  • 火起こしの腕前が上がった瞬間
  • 冬の自然を楽しむ余裕が身についた時

初心者でも安心!1泊2日冬キャンプのコツ3つ!

冬キャンプは、段階を踏んで準備すれば初心者でも十分に楽しめます

むしろ、寒い季節だからこそ得られる特別な体験があなたを待っています。

なぜ段階的なアプローチが必要なのでしょうか。それは、冬キャンプには夏とは異なる技術と知識が必要だからです。

一度にすべてを習得しようとするのではなく、着実にステップアップしていくことで、安全で快適なキャンプが実現できます。

私も最初は不安でした。真冬のキャンプ場で一晩過ごすのは正直怖いですよね。でも、以下のコツを押さえることで、今では冬キャンプの虜になりました。

ポイント1:寒さ対策はやりすぎくらいでちょうどいい

寒さ対策は常に意識することが重要です。

筆者は冬キャンプに限らず、キャンプに寒さはつきものと考えて必ず余分に防寒着を持っていきます。

準備しているときは必要ないと思えるものでも、キャンプ当日は「持ってて良かった!」と安心したシーンに何度も遭遇しています。

具体的にできる寒さ対策として:

就寝環境

  • マット2枚重ねで地面の冷気を遮断
  • 余裕のある温度帯の寝袋選び
  • インナーシュラフで保険をかける

テント環境

  • スカート付きテントで隙間風を防ぐ
  • 定期的な換気で結露対策
  • 断熱シートの予備を持参

衣類の準備

  • 乾いた着替えは必須
  • 防寒着は予備を含めて
  • 使い捨てカイロは多めに

冬キャンプの朝方の冷え込みは想像以上です。予想最低気温より5度くらい低く見積もって準備するくらいが適切でしょう。

ポイント2:設備重視でキャンプ場を選ぶ

初めての冬キャンプでは、設備の整ったキャンプ場を選びましょう。ここでの最重要ポイントは「逃げ場」の確保です。

最悪キャンプを中断しても何とかなる環境に身を置くことで、安心感をもってキャンプを楽しめます。

キャンプ場選びの基準としては以下の項目をイメージしておきましょう。

  • 24時間利用可能な管理棟がある
  • 温泉などの設備と併設
  • 電源サイトを備えている(500W以上)
  • 携帯電話の電波が安定
  • 他のキャンパーが宿泊している

身の危険を感じたときに、周りを頼れる環境を選ぶことが大切です。

ポイント3:スケジュールは余裕を持って設定

冬キャンプで最も重要なのは、時間的な余裕です。夏と同じペースで行動すると、必ず後悔することになります。

なぜなら予定を詰めすぎて準備不足で夜を迎えてしまうと、想像以上に寒い思いをする可能性があるからです。

あくまで一例ですが、こんな感じで余裕をもって過ごせるとよいですね。

1日目のスケジュール例:

  • 13:00 現地到着、設営開始
  • 15:00 設営完了、温かい飲み物で一休み
  • 16:00 夕食準備開始
  • 17:00 夕食
  • 19:00 就寝準備(夜更かしは厳禁)

2日目のスケジュール:

  • 07:00 起床、朝食準備
  • 09:00 朝食後にゆっくり片付け
  • 11:00 撤収開始
  • 13:00 完全撤収

特に重要なのは、日没前の設営完了と、早めの就寝です。

寒くてどうしようもなくなる前にテント内で寝袋にくるまれるよう準備しましょう

暗くなってからの無理な作業は体力を奪い、思わぬアクシデントを招きます。

よくある質問と回答

冬キャンプを楽しむにあたって、よくある疑問や心配事に答えていきたいと思います。

これから初めて冬キャンプに挑戦しようと考えている方や、スムーズにキャンプを楽しみたい方々には、この情報が役立つはずです。

冬キャンプにはどんな服装が適している?

冬キャンプの成功は、適切なレイヤリング(重ね着)で決まります。

具体的な着こなし方は以下を参考にしてください

重ね着の基本の3層構造

第1層(インナー)

  • 素材:吸汗速乾性の高いメリノウールや化繊
  • おすすめ:ユニクロのヒートテックとロンT
  • 価格帯:上下セットで数1000円

第2層(ミドル)

  • 素材:フリースまたはダウン
  • おすすめ:ユニクロフリースやウルトラライトダウン(コスパ◎)
  • 価格帯:3,000-15,000円

第3層(アウター)

  • 素材:防水透湿性のあるシェル
  • おすすめ:ゴアテックス製品
  • 価格帯:20,000-40,000円

※焚火を思いっきり楽しみたい人は、火の粉で穴の開きにくい分厚い綿素材のアウターもおすすめ!

あるとよい小物類

  • 防寒帽子(頭も以外と冷えるものです)
  • 防寒グローブ(100均の手袋でもあるなしで全く違います)
  • ネックウォーマー(すき間風対策)
  • 厚手の靴下(濡れた場合を想定して予備も必須)

夏用の道具を活かしながら、いくらくらいの予算で始められる?

夏キャンプからのステップアップを考えている方にとって、予算の問題は大きな関心事だと思います。

結論から言うと、夏用の道具のほとんどは冬でも使えます。

ただし、防寒対策のために追加で必要な装備があります。

あったほうがいい追加装備と目安予算:

  • 冬用シュラフ:20,000円
  • キャンプマット:8,000円
  • 防寒着セット:30,000円

 ※あくまで目安です。中古品やレンタルの活用で、半額程度に抑えることも可能です。

嬉しいことに、テントは夏用のものでも意外と使えます

ただし、居室空間のある前室付きのものや、隙間風を防ぐスカート(テントの裾)付きの冬用テントだとより快適に過ごせます

すでに持っているテントが前室なしの場合は、タープを併用することで対応できます。

冬用シュラフは冬キャンプに必須?

本格的な冬キャンプをするなら、冬用の寝袋がおすすめです。夏用寝袋は15℃以上の温度で使うように作られていて、冬用は0℃以下まで対応できます。この差が、夜の眠りやすさを大きく左右します。

でも、予算が限られている場合は、夏用寝袋でも以下のような工夫次第で対応できます

  • 寝袋の中に薄手の寝袋を追加(約5℃暖かくなります)
  • ブランケットを上からかける
  • ダウンジャケットを着たまま寝る

不安な人は、寝袋でなくても家にある布団や毛布でもあるものを追加して凌げます

ただし、こんな人は我慢せず冬用寝袋を買った方がいいかもしれません。

  • 荷物がかさばるのはイヤだ
  • 冬キャンプを何回も楽しみたい
  • ぐっすり眠りたい

最初は夏用寝袋とありものの毛布などを持ち込んでキャンプを試してみてもっと楽しみたいと思ったら冬用を買うのがおすすめです。

急いで買わずに、自分に合ったものを選びましょう。

まとめ

この記事では、冬キャンプを楽しむための実践的な情報をお伝えしました:

特に重要なのは、「やりすぎくらい」の寒さ対策と、設備の整ったキャンプ場選び。この2点を押さえれば、初めての冬キャンプも安心して楽しめます。

この記事を参考に、ぜひあなたも冬キャンプの魅力を体験してみてください。きっと、新しいキャンプの楽しみ方が見つかるはずです!

以上お付き合いいただきありがとうございました。

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